よい子のやめ方〜高校教員をやめるまでの道のり〜

よい子の人生を送ってきたけれど、ふとこのままでいいのか悩んだあなたへ。一緒によい子をやめる練習しませんか?

昨日も部活、今日も部活、明日は仕事

今日は試合だった。

 

私の時間を割いて割いて

 

この1年やってきた部活。

 

外部コーチの手はずも整え、

 

試合の申し込みや登録もし、

 

私のポケットマネーだって

 

二万円は使ってきた。

 

 

 

でも、生徒は最後まで

 

私にたいしてどこか信頼感のないまま、

 

私も彼らに対して信頼することなく、

 

今年最後の試合を終えた。

 

正直、家に早く帰りたかった。

 

早く負ければいいとすら思った。

 

たぶん、そういう心根が

 

日々の中で滲み出ていたんだろう。

 

いやいややる活動には、

 

誰も感謝はしない。

 

 

私だって、いやいや関わられて

 

「面倒見てやった面する人」なんて

 

信頼できない。

 

 

 

私は私なりにやれることをやってきた。

 

でも、生徒たちからは感謝もされないし、

 

苦しさだけが残った。

 

その理不尽さにイライラすると同時に

 

生徒の気持ちもわからないではなかった。

 

誰にもどうすることもできない。

 

一番強く感じたのは、

 

仕事って楽しんだ人が勝ちだなってことと、

 

仕事は労働時間じゃなくて

 

うみだした価値に対して

 

対価が支払われるんだなってこと。

 

 

嫌々やってる人には誰もついてこない。

 

形だけ、練習時間だけつめこんで

 

「部活やってる風」にしたって

 

誰もうまくならない。

 

ワケわからん授業をずっと聞かせてるのと一緒。

 

 

私のこの1年の部活の運営は

 

部活の生徒たちにとって

 

授業で例えるならば、

 

教室に無理矢理閉じ込め

 

下手な授業を聞かせ続けてるようなもので、

 

それでいて、

 

マナーがなってないだの

 

尊敬が足りないだの

 

居眠り禁止だの

 

小言を言うつまらない大人にしか

 

見えなかったのだろうなと思う。

 

私も、競技のことを勉強しなかったし、

 

自ら練習に参加したり、

 

生徒と汗を流したりすることもなかった。

 

 

彼らには、

 

最低限のものだけしか与えられなくて

 

申し訳ないなあと思う。

 

スポーツが好きな人だったら、

 

メニューを変えてみたり、

 

やる気を引き出すコーチングを研究したり、

 

自発的に工夫しようとしているはずだ。

 

他の顧問の先生で、

 

バスケが好きで好きで

 

顧問になるために教員になった人がいて、

 

机にはいつもバスケの練習メニューの本があって  

 

YouTubeで練習メニューの動画を見て

 

作戦を練っていて、

 

試合の目標をたてたり、

 

ミーティングも毎週のようにしている。

 

 

それが、

 

生徒の気持ちを高めるし

 

生徒からの信頼や、部活のいい空気を作り出している。

 

労働時間じゃなくて、

 

生み出した価値に対して、

 

生徒の信頼や楽しさ=対価が

 

教員に支払われる。

 

(本来なら対価はお金であるべきだけど

 

部活顧問はお金なんてほとんどもらえないので。)

 

 

仕事は楽しんでのめり込める人が

 

価値をうみだすことができるのだと

 

心底思った。

 

自分がそうじゃないから、余計に。

 

ほんと、給料って「我慢代」じゃない。

 

我慢代にしては、低すぎるし

 

我慢だけの仕事は価値を生まないから

 

対価を支払う側には高すぎる報酬に感じる。

 

いいことなし。

 

 

ああ、あと思ったのは、

 

「自分に合わないなあ」って思ったことは

 

やっぱりやめといた方がいいんだなあってこと。

 

ルールとか、あんなに勉強したのに

 

大会の流れとか、あんなに引率してるのに

 

全然覚えられない。

 

 

好きじゃないから、情報を無意識のうちにシャットアウトしてるんだろう。

 

嫌いな勉強、嫌いな単元を何回学んでも

 

忘れてしまうことに似ている。

 

 

 

 

来年は、主顧問しない。

 

 

 

大会終わったから、

 

明日からの部活、またダレるんだろうなー。

 

その面倒見るのもしんどいなー。

 

 

 

ほんと、いやいややる仕事って生産性がない。

 

同僚からは、

 

「よくがんばってるよ!先生がちゃんと部活見てるからだよ!

 

先生のおかげだよ!」

 

なんて言ってもらえるけど、

 

部活で報われないと思うことが多すぎて 

 

「いやいや。それって、

 

部活指導がんばってるね、って言ってるけど

 

誰もやりたくない部活顧問してくれて

 

生徒のお守りをしてくれてありがとうってことでしょ?

 

託児所的な役割をしてくれて

 

助かってるよってことでしょ?」

 

なんて皮肉を言いたくなる。

 

別に、大会で優勝、とかそんなことじゃなくて

 

ほっとくとバイトしたり非行に走る生徒を

 

なんとか学校に縛り付けててくれて

 

助かってるよってことじゃん?

 

 

 

 

ああ、一年間やっても、

 

悪態しかつけない。

 

達成感もない。

 

強制労働が終わった、みたいな気持ち。

 

我慢大会が終わった、って感じ。

 

ほんと、いやいややる仕事って

 

価値をうみださないんだなあ。

 

私にとっても、彼らにとっても。

 

 

 

はやく、この学校から出られますように。

 

はやく、この学校が私のなかで

 

ただの過去になりますように。

 

婚姻届を書いている

もうすぐ入籍する。

 

私は選択的別姓に賛成していて、

 

日本でも姓を変えない生き方ができたらいいなと思っている。

 

でも、私個人としては

 

名前を変えてしまいたかった。

 

コスプレするみたいに、

 

化粧をするみたいに、

 

手軽に新しい自分になれる気がして

 

呼び名が変わることは嬉しい。

 

まあ、少し名前が変わったくらいで

 

私という人間が変わるわけではないということは

 

100も承知なのだけど。

 

 

 

婚姻届を取りに行ったあとは、

 

マリッジブルーにもなったし、

 

やっぱり一人で生きていた方が

 

自由でいいんじゃないかと思うこともあった。

 

 

でも31歳になったら、

 

自由で一人で生きることと

 

苦しいときにパートナーがいることの

 

どちらが自分にとって必要なのか

 

もうわかっているのである。

 

誰にも縛られず、自由でいたいという人は

 

「本当に自由でいたい人」であって、

 

私は

 

「自由でいたいって言ってる女の人で

 

バリバリ仕事してる女の人かっこいいから

 

真似したい」と思ってる人だ。

 

本当に自由な生き方はできないし、

 

したところで自由をもて余すだけだ。

 

 

 

だから、マリッジブルーになったときも

 

「まあ、本心では結婚した方がいいってわかってるんでしょ?」

 

「ミーハーでマリッジブルーしてみたいだけでしょ?」

 

と冷静な自分もいるので、

 

たぶん結婚することで

 

精神的に不安定になることはないだろう。

 

結婚前の方が、よっぽど精神的に不安定だったし。

 

 

 

 

ただ、友人がこの間、

 

「仕事やめて留学する。」

 

と言ったとき、すっごく羨ましかった。

 

私だって、かつては

 

発展途上国支援でたくましくいきることを

 

志したこともあるからだ。

 

 

 

そうか。

 

私はもう結婚したら、

 

留学したり、海外で生きる選択肢は

 

限りなくゼロになるのか。。。

 

しかもこの年で留学するとなったら、

 

ただの学びじゃなくて、

 

何かスキルアップするためとかそういうもので

 

よく大学生がやりがちな

 

「留学のための留学」ではお金の無駄だ。

 

英語ならSkypeやネットで学べるし。

 

現地でしか学べないものって、

 

ほとんどないんじゃないか。

 

発掘とか、言語学とか文化人類学

 

フィールドワークとか。

 

何百万もかけて行かなくても

 

私ごときの学びなら、

 

日本にいた方がよっぽど文献も買いやすい。

 

 

 

 

そうは思いつつも、

 

やっぱり聞いてみた。

 

 

私「私が留学したいっていったら、

 

どうする?」

 

彼「いいよー」

 

 

即答!!!!!

 

 

私「えっ何で?なんで、いいの?」

 

彼「だってやりたいことなんでしょ?

 

俺は、もう転職も経験して、

 

やってみたいことにも挑戦して、

 

自分のやりたいことと、できることと、

 

収入のことといろいろ考えてきて、

 

自分の今いる立場で納得してるし。」

 

 

私「でも、1年とか2年とかいないかもよ??」

 

彼「そうだね、一緒にくっついていけないから、会えないのは寂しいなあ。」

 

 

 

呑気!!!!

 

 

私がさんざん、妊活早くしないと高齢出産だからとかわめいてたくせに

 

突然留学したいとか言い出す、支離滅裂な女であることを

 

彼はどれくらいわかっているんだろうか。

 

 

 

この人、なんて心が広いんだろう。

 

 

私が留学することは、

 

もしかしたらあるかもしれない。

 

ないかもしれない。

 

でも、したいって言ったら、この人はいいよって言ってくれる。

 

 

ああ、それだけでもものすごく嬉しい。

 

私が本気でやりたいことがあったら、

 

この人は受け止めてくれるんだろう。

 

私が「かっこいいと思われたい自分」を捨てて

 

本当に留学がしたいと思ったら、

 

そのとき相談してみよう。

 

 

 

マリッジブルー、なし!!!!

 

婚姻届、きっちり書きました。

今日は、報われた日

ずっと、ずっと、

 

この日記でも書き続けてきた

 

私の苦手な男子生徒。

 

実は年末にかけて、

 

また私たちの関係は最悪になって

 

昨日も話しかけただけで

 

ものすごく苦い顔で私を見ていた。

 

 

 

今日は彼に居残りさせて宿題をやらせ、

 

出来上がるまでそばにいないといけないことになっていた。

 

こんな関係で、できるわけない。

 

 

昨日の夜は、彼との居残りを考えるだけで

 

本当に胃が痛くて痛くて

 

授業準備も11時までかかっていて、

 

家に帰っても不安とブルーライトの見すぎで

 

なかなか寝つけなかった。

 

体は疲労困憊なのに眠れない。

 

 

彼氏に電話して、相談した。

 

彼はサラリーマンで、まったく教育と関係ない職場で働いている。

 

 

私「ねえねえ、すごく苦手で大嫌いな人と仕事しないといけないとき、どんな気持ちで話しかける?」

 

彼「うーん、諦めるかな」

 

私「あきらめるって、どういうこと?」

 

彼「もう仕事の必要最低限のことだけやって、仕方ないって思うことにしてる。」

 

私「···あきらめていいかなあ」

(生徒との関係作りをあきらめて、仕事と割りきって接することになる。教員としてどうかと思うけど、でももういいかなあ、という意味なのだけど、彼氏には言えない。)

 

彼「うん、あきらめていいよ」

(たぶん何も深いことは考えてない)

 

 

 

それを聞いて、ほっとした。

 

 

彼を遅刻させないようにすることも、

 

彼の宿題を完璧にやらせることも、

 

彼に私の言うことを聞かせようとすることも、

 

それを違反したら、ペナルティをつけて指導することも。

 

 

もう、もういいよね。

 

私、疲れたもの。

 

 

 

私は誰かに、「もういいよ」と言ってもらわないと止められない。

 

 

こういうとき、彼は教育業界の人間じゃないから

 

相談した時にシンプルな意見をくれる。

 

 

私の心のなかの「先生」は

 

しつこく私にうったえてくる。

 

 

「先生だから、生徒を信じなきゃ。

 

どんな対応されても、

 

生徒そのものを憎むのは違う。

 

彼の背景を読み取り、

 

いい人生を送るよう、信じて待たなきゃ。」

 

 

そんなことはわかりきっているのだ。

 

でも苦しくて苦しくて、

 

どうしたらいいかわからない。

 

でも、もう彼が私の思うようにいかなかったとて、それはもう彼の課題なのだ。

 

私の指導力不足はもちろんだけど、もう彼も卒業するし、

 

私がいつまでも彼を変えようと躍起になったって意味がないのだ。

 

明日、彼がどんなに私の思うようにならなくても、もう気にしない。

 

時が過ぎれば、卒業するのだ。

 

最悪、あと一ヶ月かそこら時が経つのを待てばいいのだ。

 

 

 

そう思ったら、すっと眠れた。

 

 

 

そして、今日の朝。

 

 

授業のため彼の教室に入ると、彼は来ていなかった。

 

欠席か、遅刻か。

 

年末にかけて、彼は私の授業をいちじるしく欠席するようになっていた。

 

まあ、ここまでは完全に想定内。

 

落ち着け落ち着け。

 

なにも期待するな。

 

 

そして、授業開始後10分。

 

 

彼が教室に入ってきた。

 

何でもないような顔をして、授業を続け、プリントを渡す。

 

私は何でもないような顔をして、喋り続ける。

 

生徒一人一人にあてて答えさせるときも、

 

彼にもきちんと話をふり、反応する。

 

授業が終わる。

 

 

今までなら、授業に遅刻してきたら

 

廊下にたたせて延々と理由を聞き、

 

ねちねち叱り飛ばした。

 

 

授業のあと、彼が私を警戒しているのがわかった。

 

でも私は、なにも言わずに彼のそばを通り抜けた。

 

 

 

放課後、彼は居残り教室に来ないだろうと

 

はなから期待しないようにしていたが、

 

なんと時間通りにやってきた。

 

 

教室に座っていた。

 

私は、何でもないような顔をして話しかける。

 

私「冬休みの宿題やってきたの?できてないところは、昼休みにでもやって来てって言ったけど。」

 

生徒「すいません、やってません。」

 

 

そんなことも想定内だ。

 

いつもなら、昼休み弁当食べる暇があったら

 

少しでも宿題終わらせて

 

私の居残り付き添い時間を減らせバカ野郎

 

とどなりつけるところだけど、

 

今日はもうあきらめる日なのだから

 

何もいわない。

 

私「そうなんだ。じゃあこのページからだね。わからないところがあったら、声かけて。」

 

生徒「わかりました。」

 

 

 

男子生徒は、私にどなられると思っていたようで

 

少し拍子抜けしているのがわかる。

 

先生、なんか今日変に甘いけど気持ち悪い、とでも、おもっていただろう。

 

ためしに彼に話しかけてみた。

 

私「お正月はどうだったの?ゆっくりできた?」

 

生徒「あ、はい、テレビ深夜まで見てたから、正月は昼まで寝てました。」

 

今までなら、そんなことだから生活リズムくずして今日も遅刻するんじゃないか

アホボケバカ野郎

 

くらい怒鳴りつけたくなるのだか

 

私「まあ寒いもんねー。眠いからね。

 

私もそういうときあるわ。」

 

生徒「先生はお正月は何してたんですか。」

 

 

ああ、彼から私に質問があるなんて、

 

いつぶりだろう。

 

連絡事項を言うだけでも、あんなに苦労したのに。

 

 

そして、30分くらいたったころ、彼は宿題を予想を遥かに上回る時間で仕上げ、帰っていった。

 

 

 

 

なんだかずいぶんずいぶん重たい荷物を

 

やっとおろして座れたような気がした。

 

ちなみに彼は、次の日も遅刻した(想定内)。

 

でも、教室にはいるなり、

 

「遅れてすみません」と言った(想定外)。

 

 

 

学級経営の本を読んだとき、

 

「教師が本当につらいのは、長時間労働ではなく、報われないことだ。」

 

と書いてあり、深く心に染み込んだのを覚えている。

 

(もちろん長時間労働も問題だとちゃんと書いてありますけどね)

 

こんなに頑張ってるのに、できない。

 

伝わらない。楽しくない。思うようにいかない。

 

自分が投資した労力のリターンが帰ってくるのかもわからないし、

 

そもそも帰ってくるのかもわからない。

 

 

 

今は。。。

 

私が彼に「投資した」と思っていたのはものすごい押し付けでしかなくて、

 

でもそうすることしかできなくて、

 

すごくすごく辛かったけど、

 

少し距離を開けたら心がすごく軽くなって、

 

向こうも話をしてくれるようになったことが

 

今はただほっとしている。

 

生徒に私の指導が伝わった、というキレイな話では全然なくて、

 

自分の醜いところをとことん見て、苦しんで、

 

もう打つ手がなくなってぼーっとしてたら

 

少し歯車がうまく回った、という感じ。

 

 

 

それは私にとってものすごく大きな学びになった。

 

すごく疲れたけど。

 

前までは、同僚に誉められないと、不安だったけど、

 

この経験は誰からほめられなかったとしても、

 

自分で自分を客観視できて、

 

そしてがんばったことを自分でも実感できたから、成長したなあと思う。

 

仕事早めに終わらせたよー

今年の目標に、

 

「戦略的に生きること」とかかげて、

 

今日はそれが達成できたように思う。

 

 

仕事を後回しにせず、

 

小さな労力で大きなリターンをとるために

 

早め早めに動くようにする。

 

 

どうしても私は

 

嫌なことを後回しにして、

 

あとで土壇場になって

 

今までのミスを回収するような

 

仕事の仕方をしてきたので、

 

そうすると心臓に悪いし

 

自分が疲れる。

 

 

 

授業の準備もできた、

 

部活の練習の根回しもした、

 

苦手な生徒の家にも

 

一本連絡をいれた。

 

 

 

 

上出来だ。

 

 

 

来年は部活ももたない。

 

戦略的に生きるんだ。

 

まわりから多少白い目で見られるけど、

 

時にはそれもしかたない。

 

 

 

まわりの人のできること、  

 

まわりの人の得意なこと、

 

先生になる人の得意とされることと、

 

実際の私のできること

 

私の得意なことは違う。

 

 

 

この年になったら、

 

自分の気持ちいいように生きないと

 

誰かが責任もってくれるわけじゃないし、

 

どこかで割りきっておかないと。

 

 

 

 

2018年は出だしから調子がいい。

 

大丈夫、大丈夫。

 

もし途中で嫌なことがあったって、

 

それも来年度で終わる。

 

あと1年生き延びれば、

 

何とかなる。 

 

今年度も生き延びたんだ。

 

365日ぶん、きっちりズルせずに

 

生きる代価を払ってきた。

 

来年度も、賢く生き延びよう。

 

 

今年は女社長になる。忘れないうちに書いておく

もうすぐ今年度も終わる。  

 

新しい年になったこと、

 

親が病気になったこと、

 

それでずいぶん長く実家に帰ったことで

 

気持ちに一区切りがついたので

 

今年大切にしたいことを書いておく。

 

 

 

全体目標としては「女社長」になること。

 

具体的に言うと、

 

戦略的になること。

 

現実的な思考をすること。

 

決断を恐れないこと。

 

重要なものを最優先する勇気をもつこと。

 

 

正月休みの間

 

川崎貴子さんのエッセイを読んだ。 

 

人材コンサルタント会社の社長であり、

 

恋愛コラムなどの執筆活動もし、

 

乳ガンの体験記も書いている女性である。

 

彼女は、結婚、出産、離婚、再婚、そして

 

今の夫との子どもの出産と

 

プライベートでもかなりの経験値がある。

 

 

 

30代では、会社の経営悪化、

 

借金の取り立て、元夫の死、

 

お腹の中の子の死などを経験し

 

波乱万丈な人生を送ってきた。

 

40代にはいって

 

やっと仕事や育児、結婚生活がうまくいったころに

 

乳ガンを宣告されたのだという。

 

 

最初は告知を受けて愕然としたが、

 

根っからの経営者根性の彼女は

 

この乳ガンとの闘いを

 

「乳ガンプロジェクト」と名付け

 

絶対に治療してやると心に決め、 

 

なかばワクワクした心持ちで

 

この難題に挑んだのだ。

 

 

なんてかっこいい人なんだろう。

 

 

 

 

 

彼女の本を読んで

 

真似したいことがたくさんでてきたので

 

2018年のモットーとして書き出しておこう。

 

 

 

①大切なのは、一番は家族、パートナー。

 

 

家族に八つ当たりしてしまうくらい

 

忙しい状況をつくらない。

 

 

仕事<家族。

 

 

 

②パートナーに「察してほしい」と期待せず、コミュニケーションをたくさんとって互いの心地よい空間を作ること。

 

これから、結婚したら

 

私たちは家庭を運営するチームメイトになる。

 

子どもをもつこと、家事の分担、

 

宗教のこと、互いの両親のこと、

 

お互いの仕事のこと、

 

話し合うことは山のように出てくる。 

 

「逃げ恥」再放送を見たこともあるが、

 

世間の普通、ではなく、

 

私たち二人はどうしたいのか、

 

私たち二人はどのようにしていくと 

 

お互いに気持ちがいいのかを柔軟に考えながら、

 

最高の関係を育てていきたい。

 

 

最近、彼氏は仕事のストレスで

 

じんましんが出てきた。

 

今まで、私は彼の愚痴を聞いたことがない。 

 

今までは私が助けられてきた。

 

今は私が彼を助けられるように

 

互いに無理しないように

 

タッグをくんで進んでいきたい。

 

 

この①②が絶対に大切なこと。

 

ここからの③以降は、

 

①②の、家族を大切にしていくために

 

私はどのような行動をしたらいいかを

 

逆算して導き出したもの。

 

 

 

③家族を大切にするぶん、仕事は最低限のことにとどめること。

 

これは、自分の健康を守るため、

 

パートナーに八つ当たりしない程度の

 

仕事量にしておくため。

 

 

 

④戦略的に生きること。

 

仕事を効率的に行うとか、

 

異動のために情報を集めるとか、

 

口を開けたまま成功や運が降ってくるのを待たないこと。

 

 

これまでの私は、

 

嫌なことがあったり、したくない仕事があると

 

泣いたり困ったりして周りにアピールして

 

「誰か」が解決してくれることを望んでいた。

 

まわりに頼れなかった私が、  

 

まわりに愚痴をこぼせるようになったことは

 

それはそれでずいぶん大きな進歩だった。

 

でも、やはりいつも

 

問題の解決、人生の生き方について

 

「どこかから正解がふってこないかな」と

 

他力本願なところがあった。

 

これからは、

 

困難なことが起きたら

 

まわりに頼る、に加えて

 

問題を分析して客観的に解決する手だてをとる、

 

というステージに進みたい。

 

そもそも、嫌な仕事は極力引き受けない。

 

もっというと、部活はもたない。

 

 

泣いてばかりいる私ではなくて、

 

もう少ししたたかに、図太く、

 

不安にならなくていいことに

 

いつまでも引きずられない私になりたい。

 

 

「異動したい」とか「転職したい」も、

 

口だけではなく、

 

したいならどんなプロセスを踏むのか、

 

どうしたらそれができるのか、を

 

ひとつずつ明らかにしていく勇気をもつ。

 

いい未来を引き寄せるのを、

人任せにしない。

 

異動の人事を校長任せにしない。

 

いい異動ができるように、

 

いろんな学校にあたって、

 

自分のいきやすい居場所を確保するよう

 

戦略的に生きる。

 

 

 

私は私の人生の舵取りをする

 

女社長になろう。

 

 

 

友達と久しぶりに会う

私の大好きな友達夫婦の家に遊びに行く。

 

学生の時からの、気のおけない友達。

 

会えば会うほど、

 

一緒にいたくなる人たち。

 

そういう人達がいてくれて本当によかった。

 

仕事のことも、

 

プライベートのことも、

 

押しつけることもなく、

 

私の現状をいつも肯定してくれる人たち。

 

本当に本当に楽しかった。  

 

今日はいいことがたくさんあってよかった。

 

①みんなで食べたケーキがおいしかった。

 

②仕事観が「ほどほどでいいよ」という人たちなので、話していてとても気楽

 

③一緒に食べた鍋がおいしかった。

 

④結婚について前向きなことをたくさん言ってくれた。

 

⑤晴れていて、暖かくて気持ちよかった。

 

⑥また来年もたくさん遊ぼうって言ってもらえた。

 

⑦私といる時間がとても楽しいと言ってくれた。

 

⑧一緒にいるだけで、心が落ち着けた。

 

⑨本当に全部の時間が楽しかった。 

 

⑩みんなで写真をとって、騒いだ。

 

 

小学校の作文みたいな内容になってしまった。

 

いつもひねくれて

 

分析的になる私にとって、

 

いつもフラットに接してくれて

 

何の含みもなく、楽しめる友達がいて

 

本当に本当に本当によかった。

 

 

人生のセーフティネット

 

彼氏と、友達と、家族。

 

ありがたいなあ。

 

気持ちが不安定な人から頼られたときの対処法

学校にいると

 

両親の離婚、虐待、貧困など

 

さまざまな家庭環境の生徒に出会う。   

 

 

 

そんな生徒のタイプは様々だけど、

 

わがままを言いまくって

 

反発を繰り返す生徒、

 

誰にも言えずに抱え込む生徒の  

 

ふたつにだいたい分かれる。

 

 

私自身気が弱いせいか、

 

後者の生徒に好かれる傾向がある。

 

 

 

一年に一度くらい、

 

そういう生徒、もしくはそういう友達に

 

相談を受けることがある。

 

 

 

 

現在も、

 

学校の卒業生から相談されてる。 

 

 

 

彼女はとても大人しく、

 

いつもニコニコしていて、

 

容姿が整ってないことを気にしていて、

 

あえて自虐的な物言いをしたり、

 

でも本当は友達にも誰にも

 

本音を言えずにいるような生徒だった。

 

 

 

2年ぶりに連絡をくれたのだけど、

 

進学先の授業についていけず、

 

本音が言える友人がいないこと、

 

そして家庭内の荒れなども加わって

 

自傷行為が止められなくなっていると

 

メールをしてきた。

 

 

 

これまで物心ついてからずっと

 

過酷ないじめにあってきて、 

 

誰も信じられないのだと打ち明けてきた。

 

 

 

 

私に毎日、毎日連絡をくれるのだけれど、

 

「私のこと、裏切らないよね?」

 

「私のこと、好きでいてくれる?」

 

と絶えず聞いてくる。

 

「もう死にたい」と、毎日言う。

 

 

 

 

私はこれまで、こういうタイプの人の対応で

 

学んだことがいくつかある。

 

私の気持ちを整理するためにも、

 

相談されたときの対処法をまとめておく。

 

 

 

①話せる時間を区切ること

 

話を聞いたり、電話したり、

 

無制限に相手の言うことに付き合うと、

 

こちらがしんどくなってつぶれてしまう。  

 

だから、

 

「○時から○時ならあいてる」

 

「この日は都合が悪いから、明日ならOK 」

 

と、話せる時間を明らかにしておくこと。

 

 

 

②正解や、心に響くことを意図して言おうとしないこと

 

相談をうけたら、相手にとって

 

少しでも有益な言葉をかけてあげたいと思ってしまう。

 

私の一言で問題が解決するような、

 

彼女のモヤモヤが晴れ渡るような、

 

一発で彼女を救えるような、

 

魔法の言葉を言いたくなる。

 

でもそこにこだわってしまうと、

 

「こんなに自分はあなたに対して

 

一生懸命言葉を選んで

 

人生のアドバイスをしているのに

 

あなたはなにも変わらない!」と

 

イライラしてしまう。

 

だから「聞く」態度に徹すること。  

 

相手を変える、

 

魔法の一言を言おうとしないこと。

 

 

 

③自分は心の専門家でないと言っておくこと

 

悩みは聞いてあげられるけど、

 

私では解決できないから

 

もっと辛くなったら

 

必ずお医者さんに行きなさい、と

 

言っておくこと。

 

事前にそう言っておけば、

 

相手からの連絡の頻度が

 

かなり増えてきたり、

 

自分の手に負えないくらいの症状になってきたときに

 

「病院にいって受診しなさい」と言っても、

 

「お前は手に負えないから見捨てた」

 

というふうにはなりにくい。

 

 

 

 

④呼べば応えてくれるという信頼関係をつくること。

 

これは①と矛盾するようだけれど、

 

「24時間あなたのために

 

ベッタリそばにいられないけれど、

 

私のできる範囲のなかで、力になるよ、

 

あなた味方だよ」と認識してもらう

 

ということ。

 

 

 

今回の相手は、

 

他人への不信感も強く自己肯定感も低く

 

「誰に何を言っても無駄」と

 

毎日のように言う。

 

  

 

いじめにあってきたことも

 

自傷行為をしていることも

 

嫌われるのが怖くて親にも誰にも 

 

言えなかったらしい。

 

だから彼女は、

 

私に過去を打ち明けているけれど、

 

果たして私を信頼していいのか

 

常に迷っている。

 

他の人と同じように、  

 

私を裏切るのではないか、と。

 

だから、あえて私を試すようなことを言う。

 

「どうせ先生も

 

私を見捨てるんでしょう?」

 

「こんな私、嫌いになるんでしょう?」

 

 

 

こうやって人に試されるのは、

 

正直言って、気分が悪いし

 

とてもプレッシャーだ。

 

言われたことで、逆に嫌いになりそうだ。

 

(だから、男の子は「私のこと好き?」と

 

付き合っている女の子に聞かれるのを

 

嫌がるのかもしれないな....)

 

 

 

でもここで、彼女の言葉に

 

過剰に反応してはいけない。

 

うまくかわさないといけない。

 

 

 

彼女が私に求めているのは、

 

24時間いつでも電話もメールも受け入れる

 

コンビニみたいな人ではなく、

 

(それは現実的に不可能だと言っている)

 

何を打ち明けても

 

引かずに味方になってくれる、という

 

安心感なのだ。

 

 

 

赤ちゃんは、泣けば誰かが助けてくれる、

 

という成功体験を繰り返すことで

 

「自分は必ず助けてもらえる」

 

と認識できる。

 

 

 

彼女には、そういう

 

「助けてもらえる確信」が欠けている。

 

嫌なことがあったとき、

 

自分の暗い部分を見せたとき、

 

それでも自分の味方でいてくれるんだと

 

安心感を得られたら、

 

彼女はやっと次のステップに進めるのだろう。

 

 

彼女も大人なので、

 

24時間相手にできないことは

 

きちんと伝えているし、

 

向こうも納得している。

 

だから、そのルールは崩さない。

 

 

 

それでいて、彼女がどんなことを言っても

 

例えば摂食障害とか、

 

ドラッグやってるとか、

 

普通なら引かれてしまうようなことを

 

打ち明けたとしても、

 

私は絶対的に引かないし、

 

嫌いにならない。

 

 

 

この人は引かずに味方でいてくれる、

 

そういうことを

 

繰り返すことで安心感を学習できたら、

 

もう私に毎日連絡してくることも

 

なくなっていくだろう。

 

 

 

 

 

私も、適応障害になった最初のうちは

 

母に毎日のように電話をした。 

 

半年くらいたって、

 

母が私の絶対的な味方だと確信できてから、

 

友達や、他の人たちにも頼れるようになった。

 

最初に味方だと確信してもらえたら、

 

あとはどうにかうまくいくだろう。

 

 

 

 

⑤相談を受けるのは、長期間に及ぶと覚悟すること

 

心の不安定さは、

 

今日、明日になおるものではない。

 

彼女の状態を、

 

一週間やそこらで改善させようと

 

思わないこと。

 

長期間続くと覚悟するからこそ、

 

相手にできること、できないことを伝え 

 

持続可能な関係にしていきたいと

 

本人に伝えること。

 

 

 

 

⑥どうやっても救えないこともあると諦めること

 

私がどれだけがんばったかと関係なく、

 

彼女はよくなるかもしれないし、

 

ならないかもしれない。

 

それはわからない。

 

冷たいようだけれど、

 

自分も相手に引きずられて

 

不安定になってはいけない。

 

一緒に病んでいったところで、

 

どうしようもない。

 

それを常に意識すること。

 

 

 

 

⑦そういう子の相手をしていることを別の人に相談しておくこと

 

仮に私が彼女に引きずられて

 

一緒に不安定になってしまったとき、

 

事前にまわりに言っておけば

 

まわりが客観的な意見をくれるだろう。

 

「彼女に引きずられてるよ」と。

 

 

「教員は、一人で案件を抱え込まない。」

 

 

基本中の基本だけれど、

 

私の苦手なことでもあるからこそ、

 

意識的にまわりに言っておかないといけない。

 

 

 

 

あまり向こうの不安定に引っ張られず、

 

私はこちらの世界に張った命綱を  

 

しっかり握って、

 

あぶないラインまできたら

 

医療機関に連絡する、

 

そういう心構えでいよう。