よい子のやめ方練習帳〜高校教員をやめるまでの道のり〜

よい子の人生を送ってきたけれど、ふとこのままでいいのか悩んだあなたへ。一緒によい子をやめる練習しませんか?

もういやだもういやだもういやだ

仕事が終わらない  

 

 

家に帰りたい   

 

今日はまだ帰れない  

 

もうどうしたらいいかわからない

 

授業準備おわらない

 

時間がない

 

効率よくとかもうわかんない

 

どうしたらいいのかわからない

 

家に帰りたい   

 

 

家に帰りたい

 

 

車に引かれたい

 

電車にひかれたい

 

もうなにもしたくない   

 

 

働き方の改善とかもうどうでもいい、

 なにもしたくない

帰りたい

授業準備が終わらない。。。

 

帰りたい。。。

 

家に帰りたい。。。。。。。。

助けてもらうのに、気分が落ち込む

部活なんとか終わった。

 

思ったより、みんなちゃんと頑張ってた。

 

ベテランの体育の先生が

 

様子を見にきてくれて、

 

「あなたみたいな若手をね、

 

支えて行くシステムって

 

うちの学校にまだまだ足りないから、

 

困ったことあったら相談して。

 

ちょくちょく飲みにいって、

 

いろんなことみんなで相談したり、

 

あなたしてないでしょ?

 

やっぱり、そういうの、大事ですよ。

 

また、誘うんで

 

みんなで飲みに行きましょう!」

 

 

と言ってくれた。

 

 

 

その先生は

 

ちょくちょく私のことを

 

気にしてくれて、

 

部活がうまく行かない時も

 

かげながら時々のぞきにきて

 

生徒に話しかけていってくれたりして、

 

口先だけではなく、

 

頼れば本当に助けてくれる、

 

そういう覚悟のある人だ。

 

 

 

そのぶん、

 

励ましてくれる気持ちが重い。

 

その期待に応えたいけれど、

 

応えられる気がしない。

 

 

アドバイスや心構えを教えてもらっても、

 

実践できる気がしない。

 

飲み会に誘われても、

 

くるのはきっと若手の

 

体育の先生たちも一緒だろうし、

 

そんなキラキラしたところに

 

病み上がりの自分が入って

 

微妙な空気にしてしまうのが怖い。

 

 

一年前も、

 

キラキラ先生たちに

 

若手会に誘われて飲みに行ったけど

 

見事に自分が浮いていて、

 

誘ってくれた先生がちょっと困ってた。

 

みんな優しいから

 

私にちゃんと話題を振ってくれるんだけど

 

気を遣われていることは

 

一目瞭然で、

 

二度とこんな惨めな気持ちには

 

なりたくないな、と思った。

 

 

誘ってくれたキラキラ先生も、

 

これはまずかったな、と思ったのか

 

次から全く誘われなくなった。

 

 

 

 

就職するまで、

 

自分は明るい人間だと思ってた。

 

 

わいわい飲み会したりするのが

 

好きなタイプだと思ってたし、

 

盛り上げるのも嫌いじゃなかった。

 

 

わりと、キラキラしてる側と思ってた。

 

 

でも、働いて見たら

 

全然そんなことなくて、

 

なんかみんなと少しノリが違うし

 

無理してる感じがあるし

 

もうこの歳だから

 

合わせることはできるけど

 

心から笑う飲み会ってなかった。

 

 

 

ベテラン先生、ごめんね。

 

 

たぶん私、

 

助けがいのない人間だし

 

助けられる価値もない気がする。

 

 

この問題を

 

解決しようっていう

 

プラスの気持ちがもうないし、

 

飲み会も、

 

みんなを困らせるだけだから、

 

やっぱり来年は顧問しないよ。

今日も部活、、、

これから部活に行かないといけない。

 

あと5分くらいで、

 

職員室から出ないといけない。

 

 

秋も深まってきたからか、

 

なんだかすごく落ち込むときと

 

がんばるときの差が激しい。

 

 

行きたくない。

 

心臓がバクバクする。

 

つらい、つらい、

 

自分がわからないもの、

 

やりたくないこと、

 

苦手なこと、

 

向いてないと思うことに

 

一個ずつ決定を下さなければならない。

 

 

 

練習メニューとか

 

試合に出すメンバーとか

 

そんなこと。

 

 

ものすごく嫌だ。

 

 

決定することが、

 

私は本当に苦手なんだなあと思う。

 

 

なんでこんなに、

 

決めることがてきないんだ。

 

 

ああ、もう行かないといけない。

 

廊下には、

 

どこかの部活の生徒?他校の生徒が

 

ぎゃあぎゃあ騒いで

 

弁当を食べている。

 

 

静かな場所に行かない。

 

安全な場所に行きたい。

 

気の強い人間や、

 

言葉の通じない人間や、

 

理性的に話のできない人の

 

いない場所に行きたい。

 

 

のんきで

 

優しくて

 

おおらかで

 

受け止めてくれる人の

 

たくさんいるところへ行きたい。

 

 

 

スポーツなんて嫌いだ。。。

 

 

好きな人だけやればいいのに。。。。

転職すべきか、石の上にも三年か

仕事が嫌だったら、どうするか。

 

自分に合わないことを

 

延々とやり続けるなら

 

やめればいい、

 

意外と世の中にはいろんな世界があって

 

自分に合う場所もある。

 

 

でも、

 

最初は嫌でも3年やれば

 

慣れてくれば、

 

どうってことないこともある。

 

 

 

最近はそれを見分けるのが 

 

非常に難しい。

 

 

 

仕事をやめて成功している人は、

 

自分にやりたいことがあって、

 

次にどうするかを考えて

 

自分で考えて生きていける人。

 

 

私はどちらかというと

 

文句ばっかり言って

 

次の行動を考えることもしない、

 

誰かに人生の選択権を委ねて

 

自分の人生の責任を負う覚悟のない  

 

ただの

 

「本当に根性がなくて仕事辞める人」

 

でしか無くなる気がする。

 

 

 

最近よく言う、

 

ブラック企業に潰される前にやめろ」

 

という主張は、

 

明らかに会社側が法律違反をしているとか

 

誰かどこから見ても

 

太鼓判を押せるくらい

 

はっきりしたブラック企業だから。

 

 

 

私の場合、

 

学校はブラックではあるけれど

 

断る勇気と強い信念があれば

 

仕事にかける時間は減らすことはできる。

 

そして、

 

まわりが当たり前にできていることが

 

自分はどうも苦手で、

 

それはただ自分が弱いだけで

 

3年経ったら慣れるもんなんじゃないか、

 

本当は考えすぎなくていいことを

 

被害妄想気味で考えすぎて

 

まわりは敵じゃないのに

 

みんな自分で敵に仕立て上げて

 

ただただ自分が傷つかないための

 

言い訳をしている気がする。

 

 

 

だから、

 

「合わなかったら辞める」

 

というのが、

 

今の自分にあてはまることなのか

 

よくわからないし、

 

こうして生きてて、

 

確かに3年経てば

 

ラクになることもあるからだ。

 

 

 

やっぱり、

 

まわりに責任を押し付けて

 

グダグダ決断もできない人は

 

転職してもうまくいかないし

 

とどまってもうまくいかない。

 

 

 

私はどのみちうまくいかない。

 

 

 

でも、そうなのかなあ。

 

私って、

 

何してもうまくいかないほど

 

そこまでデキない人間じゃないと思う。

 

なのに、何でこんなに

 

しっくりこないんだろう。

 

自分の選択が

 

どうしていつもしっくりこないんだろう。

 

 

 

キラキラ先生たちから話しかけられるようになる

部活がなんとかかんとか回り始めて、

 

まわりの先生たちも、

 

私がすごく頑張っていることを

 

少しずつ見ていてくれたみたいで

 

「最近部活どうですか?」

 

「ちょっと準備室で

 

愚痴っていったらどうですか。」

 

と、キラキラしてる先生たちから

 

話しかけられるようになった。

 

 

キラキラ先生たちは、

 

みんな部活指導も熱心で

 

担任を持つことになんの疑問もなく、

 

むしろ、担任を持ちたい!と

 

思っている先生たちばかり。

 

私よりも2年も後に入ってきた

 

初任の先生たちも、

 

私よりもずっと早くキラキラ先生たちと

 

馴染んでいるみたいで、

 

ベテラン若手で飲み会も行ってるらしい。

 

「せかい工房さんは、

 

誰とよく飲みに行ってるの?」

 

「うーん、

 

〇〇先生とかですかねー。

 

(超優しい先生。

 

私を憐れんでくれて、

 

お情けで2ヶ月に一回あるかないかの

 

飲み会)」

 

そんな痛々しい自分を隠しつつ、

 

話をする。

 

さも、自分がキラキラ側の人間みたいに

 

 ふるまうけれど、

 

やっばり虚しいから

 

なるべくこちらから

 

「〇〇先生たちはどのへんに

 

よく飲みに行くんですか?

 

おうちは近くですか?」

 

なんて、

 

相手に興味あるふりして

 

矢継ぎ早に質問して

 

私のことを聞かれないように

 

気をつけている。

 

 

 

 

それでも、

 

やっぱりどこか嬉しい。

 

キラキラ先生たちから、

 

私も認められたんだ。

 

頑張ってるって、

 

わかってもらえたんだ。

 

 

 

その一方で、

 

部活を来年は見る気がないって、

 

主顧問もしたくないって思ってて

 

来年度、私が今の部活から

 

いなくなったら

 

もう認めてもらえなくなるだろう。

 

 

「あの人、1年で根を上げたね。

 

やっぱりメンタル弱い人だね。

 

キラキラ側の人間じゃないね。」

 

と、排除されてしまうだろう。

 

 

部活をしている私は、

 

あくまでも仮の姿で

 

頑張ってるふりしてるけど、

 

本当は自信もなくて

 

早く誰かに押し付けて

 

逃げてしまいたいと思っている。

 

 

本当の私を見たら、

 

ようやく振り向いてくれている

 

キラキラ先生たちは

 

私に失望するだろうし

 

部活制度なんてなくなればいいと

 

私が思っていると知ったら

 

軽蔑するだろう。

 

 

残念だけど、

 

それが本当の私だし、

 

いつわりで無理してる自分を

 

このまま続けて

 

キラキラ先生たちに

 

混じる勇気もないから、

 

いつまでたっても心が開けない。

 

 

今日はいいことたくさん

今日は。。。

 

何かのご褒美のように、

 

いいことばかりが起こった。

 

 

①嫌いだった生徒が、なぜか甘えてきた

 

忘れ物してたけど、

 

指摘したら「あちゃー」って顔して

 

すみませんって言ってた。

 

そうそう。

 

「悪いことしちゃった」って

 

思ってることがわかれば、

 

こっちは安心。

 

「忘れたけど、だから何?」

 

みたいな態度が1番困る。

 

 

②いつも学校に来れない生徒が、1日授業を受けることができた。

 

 

配慮の必要な生徒として有名な女子。

 

遅刻、早退が多くて

 

このまま不登校になるかと思われたけど、

 

今日はけろっとした顔で

 

1日授業を受けられた。

 

「1日いられてよかった」って

 

言ってた。

 

そう。

 

まずは、自信をつけることが大事。

 

私が、復帰してから

 

まずは1日ずつ過ごせたことに

 

自信が持てたみたいに、

 

まずはその空間で

 

1日過ごすことができたなら

 

それは小さな自信になって

 

小さな自信が積み重なると

 

自分を支えてくれる大きな自信になる。

 

 

③不真面目な生徒が、

 

みんなグループワークを

 

真面目にやっていた。

 

 

仲のわるかった男女が、

 

きちんと話し合いをしてて

 

いい雰囲気で授業を受けていた。

 

 

なんだろう。

 

秋になって、だんだんみんな

 

学校に慣れてきて

 

そして新年度も近づいて

 

なんだか、

 

やっと、自分のペースを

 

みんな作ることが出来つつあるのかも。

 

だから、

 

教室の空気がピリピリしてないのかも。

 

だから、

 

みんなどこか安心してるのかも。

 

 

今日は残業しんどかったけど、

 

今帰ってきたけど、

 

心のストレスが全然なかった。

 

めずらしい日だ。

 

 

 

今の学校に勤めていて、

 

長期休みでもなくて

 

ただただ普通の授業日に

 

こんなにストレスのない日は

 

初めてだと思う。

 

 

よかったなあ。

 

小さな悩み、大きな悩みを

 

こつこつと崩してきたり、

 

カバーしてきたり、

 

避けてきたりして、

 

私なりに努力したご褒美だと思ってる。

 

 

よかった。

 

ほっとした。