よい子のやめ方練習帳〜高校教員をやめるまでの道のり〜

よい子の人生を送ってきたけれど、ふとこのままでいいのか悩んだあなたへ。一緒によい子をやめる練習しませんか?

報われるとき

こんにちは。せかい工房です。

 

今年30歳です。

高校教員をしています。

 

一昨年に転勤先で適応障害になり、半年休職して、その後復帰しました。

 

復帰して1年が経ちました。

 

 

今日は4ついいことがありました。

 

 

全部部活のこと。

 

①副顧問で非協力的な人が「今日は私が練習を見たらいいんだよね?」と、自分から仕事を意識してくれていた。

 

 

②部活で以前伝えた「部員が失敗したときは、ドンマイ!って必ず声をかけよう」という指示を、今日の練習で部員が守っていた。

 

 

③今日の練習のあと、みんなが集合したときに「前に伝えたこと、よくできてた。すごくいい雰囲気だった。」って言ったら、いつも反発してた部長が、うんって頷いた。

 

ゴールデンウィークの旅行のお土産のクッキーを部員にあげたら、みんな喜んでた。いつも愛想の悪い女子が「ありがとうございます!でも、クッキー嫌いなんですよね!」「お土産もらう立場で何言ってるのよ」という会話をして、みんなが笑っていた。

 

 

 

もともと専門じゃない部活の顧問になってから、私のいうことなんて、部員は誰も聞いてなかったし、私を信頼もしてなかった。

 

これまでは、ちょっとした冗談も言えなかったし、「こうしたら?ああしたら?」なんて言おうものなら、すごく嫌そうな顔をされてきた。

 

 

でも、今日は部員が少し素直になってくれた。

 

冗談を言っても、笑えるくらい、信頼感が少しずつできてきた。

 

ゴールデンウィーク明け、すごく辛かったけど、生徒の頷き1つで、笑顔1つで、報われる。

 

 

だから、この仕事全力でがんばろう!なんてまだ思えないけど、

 

 

それでも、味方が誰もいなかった、誰もやりたがらなかった仕事をやってきて、先が見えなくて辛い時もあったけど、やっと、やっと、形になる兆しが見えてきた。

 

少し、報われたと思えた。

 

明日はキラキラしてないかもだけど、まあ悪くないかな、と思えた。

 

 

やっと、相手との信頼という形が見えてきた。

 

これは本当に大きい。

 

 

私、がんばった。

 

ゴールデンウィーク明けの絶望の月曜、よくがんばった。

 

 

人生楽しくないって思った方が元気出る

こんにちは。せかい工房です。

 

今年30歳です。

高校教員をしています。

 

一昨年に転勤先で適応障害になり、半年休職して、その後復帰しました。

 

復帰して1年が経ちました。

 

 

ゴールデンウィークが終わり、また月曜です。

 

もう5月病がすてに始まっています。

 

連休の間は、彼氏と旅行に行きました。

 

美しい景色を見ても、おいしいものを食べても、初日以外はすべて部活や仕事のことばかり考えていました。

 

 

旅行はとっても楽しかったです。

 

楽しかったけれども、

 

どうしても、どんなに仕事場から離れても、

 

生徒の顔が、仕事が、後からついて来ます。

 

旅行を楽しみすぎたら、月曜はそのキャップて辛いぞ。

 

だから、今のうちに楽しくなりすぎないように、ブレーキをかけてやってるんだぞ。

 

と、私の脳みそが調整をかけています。

 

ほんと、その機能いらない。

 

楽しい時間は、ひたすらただただ楽しみたい。

 

あと1日で、あと24時間で、あと10時間で、仕事が始まる。。。

 

 

そんなカウントダウンをし続けていた連休でした。

 

旅行中、タクシーの運転手さんに、「仕事は何してるの?」と聞かれました。

 

もうそれで心は学校に逆戻りです。

 

せっかく遠くに来たというのに、一生懸命忘れようとしているのに。

 

どこまでも、どこまでも仕事おばけが付いてくる。

 

私を逃さないように、追いかけてくる。

 

ちょっとでも油断すると、すぐ私の心を持って行ってしまう。

 

 

 

人生って楽しいのかな。

 

これから、楽しいことあるのかな。

 

もういっそ、人生は辛くて悲しくていいことなんて何もないって、言ってほしい。

 

今の人生より楽しい人生があるんだってことを知りたくない。

 

私の人生から見えないところで、もう1つの楽しい人生のレールが敷かれているのを見たくない。

 

 

そんなの、気づいてしまったら、すべてめちゃくちゃにしてしまいそう。

 

 

悔しくて、発狂してしまいそう。

 

 

人生楽しくないってわかったら、もう、楽しい人生を探さなくて済む。

 

こんなところにいていいのかなって悩まなくて済む。

 

人生を変えようって、踏ん張るのは体力かいる。

 

力も勇気もいる。

 

でも諦めてしまえば、淡々と「生きる」という作業をこなすだけで済む。

 

無駄なこと考えなくて済む。

 

 

連休明け、また出社したくない人が線路に飛び込んで、たくさん電車が遅れて、たくさん人が死ぬんだろうな。

 

 

ご飯食べて、水を飲んで、排泄して、ただ生きるということが、どうしてこんなに複雑なんだろう。

 

 

単純で頭が悪い人間は生き残れない。

 

 

会いたい会いたい会いたい

彼氏に会いたい

 

仕事行きたくない

 

会いたい会いたい

 

あんまり言うと本人も困るから、

 

依存しすぎないように気をつけたいのに

 

1人になると不安になる

 

友達に会いたくても、

 

会っても話すだけでなんだか疲れてしまう

 

眠い眠い

 

眠いのに眠れない

 

明日行きたくない

 

彼氏に会いたいと思うときは、

 

たいがい仕事から逃げたいときだ。

 

仕事がうまくいってたら、

 

会いたいなんて強く思わない

 

不安を彼氏で埋めようとしている

 

そうしてもうまくいかないことは知ってるけど

 

不安な日の夜にやっぱり誰かにそばにいてほしい

 

ニュースが終わってしまう

 

明日が来てしまう

 

明日がきたら明後日もきてしまう

 

ああどうせくるなら

 

50年いっぺんに過ぎればいいのに

 

生きる時間はなんて長いんだろう

 

なんて長い暇つぶしなんだろう

 

誰かに残りの寿命をあげたい

 

もう疲れた

 

もう寿命いらない

依存しそうになったら少しずつオフする

こんにちは。せかい工房です。

 

今年30歳です。

高校教員をしています。

 

一昨年に転勤先で適応障害になり、半年休職して、その後復帰しました。

 

 

復職2年目が始まりました。

 

 

もうこいつは復職して大丈夫だと思われているのか、みんなバンバン仕事をふってきます。

 

 

あなた、この間まで配慮してあげたじゃない?

だから、もう大丈夫だよね?

 

 

そんな視線を感じます。

 

 

こうやって、教員って生かさず殺さず使われていくんでしょう。

 

 

この間、苦手な先輩教員に仕事のお願いをしました。

 

 

彼が昨年度までやっていた仕事で、私が引き継いだものでした。

 

 

どうしても自分では自信のない内容だったので、その部分だけ変わってほしいとお願いしたのです。

 

 

そしたら、

「そうやって、できる人がやればいいっていう考え、筋が違うんじゃない?」

 

 

「あなたは、僕ができるって思ってるかもわからないけど、僕だって最初はすごく調べたし、1からのスタートだったんだよ。」

 

 

「それを、勉強もしないで僕にお願いするのは、筋が違うと思う。」

 

 

「そこであなたが勉強するつもりもない、勉強するだけの時間もないんだったら、そこまでのレベルの仕事でこなすしかないじゃない。」

 

 

「そうやって、自分の時間とか精神力を犠牲にする覚悟がないなら、そんな仕事引き受けたらダメなんじゃない?」

 

 

なんだか、とても辛い気持ちになりました。

 

 

 

別に、仕事を振ったのは、筋だとか、そんなことじゃない。

 

 

純粋にできないから頼んでいるのだ。

 

 

もちろん、彼は体力もあり仕事もできるから、大変な仕事が降りかかってきてイライラしていたのもあっただろう。

 

 

 

でも、私は助けて欲しかったし、それ以上に褒めて欲しかった。

 

 

その仕事は、彼がこれまでやってきたことで、彼の後に誰も引き受け手がいなかったから、私に回されてきたのだ。

 

 

だから、私は彼にわかって欲しかった。

 

 

大変な仕事、引き継いでもらってたね。

慣れない仕事、大変だよね。

お疲れさま。

僕は申し訳ないけど、その仕事は家庭の事情でどうしてもできないんだ。

僕はこうやって勉強してきたから、あなたもこうしてみたら?

あと、何かわからないことがあったら聞いてね。

 

 

ここまで優しくなかったとしても、同じ仕事で同じように悩んだりしてきたはずなのだから、それに対してねぎらいの一言でもかけて欲しかった。

 

 

俺も苦しんだんだ。

お前も苦しめよ。

 

 

そう言われているような気がしてならなかった。

 

 

もう、彼に助けを求めることはないし、私から話しかけることもないだろう。

 

 

二度と話したくないし、顔も見たくない。

 

 

彼の厳しさの中には、人の甘えを許さない、という強い気持ちを感じた。

 

 

担任もやってないくせに適応障害になって、難しい仕事もせずに管理職に配慮されている私に対して、たぶん不満に思っているのだろう。

 

 

お前みたいなお荷物がいるから、俺みたいに仕事がそこそこできるやつに仕事が回ってくるんだ。

 

 

お荷物なりに努力してから物を言えよ。

 

 

 

意地悪な見方ですが、たぶんそんなことを考えていると思います。

 

 

 

すごく嫌な気持ちになって、その日はイライラしていました。

 

 

その夜、優しい彼氏が家に来てくれました。

 

私の愚痴をふんふんと聞きながら、いつも通り穏やかな顔をしていました。

 

 

そんなとき、私は彼にお願いをします。

 

「頑張ってるね、って褒めて。

 

先生はね、毎日生徒のいいところを褒めようと頑張っているのに、先生のことは誰も褒めてくれないんだ。

 

きちんとして当たり前、しっかりして当たり前、生徒を大事に思って当たり前。

 

だから、誰も褒めてくれないの。」

 

 

そう言うと、彼はいつも少し笑いながら、「頑張ってるね」と褒めてくれる。

 

 

最近、彼にどんどん依存しているような気がする。

 

本当は、「適応障害から復帰して、一年経って、私なりに必死にやってきた。

 

でも、そのことについて職場の人は誰も褒めてくれない。

 

一年頑張ることは、確かに仕事してる人には普通のことと思う。

 

でも、私は去年の4月から、めまいと戦い、空きコマは休養室で倒れるように寝て、なんとかここまできた。

 

 

それに対して、みんな、別に何も思わない。

 

それどころか、去年できたんだから、今年もできるよね?って顔してる。

 

私だって毎日綱渡りなのに。」

って言いたい。

 

 

でも、ここまで言ったら彼はきっと困ると思うから、何も言わないことにしている。

 

 

1人の、ゆっくりした時間がそろそろ必要なのかも。

 

 

 

 

 

 

 

ちょっとだけうまくいった日

こんにちは。せかい工房です。

 

今年30歳です。

高校教員をしています。

 

一昨年に転勤先で適応障害になり、半年休職して、その後復帰しました。

 

 

復職2年目が始まりました。

 

 

今週は、本当にいろんなことがありました。

 

ありすぎて、まだ水曜日だなんて信じられません。

 

 

まず、とある生徒に本気でキレました。

 

 

提出物も出さず、かと思えば、反省文では思ってもいないようなおりこうな内容を書き、

「どうせこう言っておいたら、こう書いておいたら、こいつは騙せるだろう」

という魂胆丸見えの内容でした。

 

 

これまで、何度も何度もそのことについて話し合い、何度も約束し、その度に裏切られて来ました。

 

 

 

そして、運命の金曜日。

 

 

私の授業にどうどうと遅刻し、無言で教室に入って来ました。

 

 

すみませんも言わず。

 

 

 

怒りで手が震えて、授業どころではありませんでした。

 

 

ぶるぶる震える私を見て、その生徒はハッとした顔をしました。

 

 

本気で怒っていることがわかったのでしょう。

 

 

授業では、その子をたくさんあてました。

 

その子は、私の怒りを肌で感じているようでいつもよりハキハキと答えていました。

 

なんとか必死の思いで50分がすぎたあと、別室に呼び出しました。

 

 

 

これまで私が感じたつらい気持ち、怒りを全てぶちまけました。

 

 

あんなに、人に対して怒ったのは初めてでした。

 

 

約束をしてもしても破られるつらさ、

信頼しようと頑張っているのに裏切られるつらさ、

バカにされてる、舐められてるとわかっていながらも、信じようと何度も思って、

それでもことごとくウソをつかれることへの怒りを、

機関銃で木をなぎ倒すように喋り続けました。

 

 

いったん話し出すと止まらなくて、手がわなわな震えました。

 

 

同じことを何回も言いました。

 

 

 

怒るときは、ポイントをしぼって、体罰にならないように、相手が言い訳できる隙も与えて怒る。

 

 

それが子どもを怒る時のセオリーらしいですが、

 

もうそんなこと考えていられませんでした。

 

 

親からクレームが来ようが、不登校になろうが、トラウマになろうが、知ったものかと思いました。

 

 

なんでお前のためにわたしが苦しまなければならない。

 

どうしてお前の提出物が出ないことで、まわりの教員に責められなければならない。

 

どうしてお前のことで、土日も電話を家にかけないといけない。

 

 

どうしてお前のことで、私の大切な休日をお前のことに対する怒りで無駄に過ごさなければならない。

 

 

そんな気持ちが一気に膨れ上がって、何度も何度も机を叩きました。

 

 

生徒のノートも投げつけました。

 

 

20分くらい叫んで、もうそろそろやめなければいけない、でも止まらない。

 

「もういい。帰れ」

と言うのが精一杯でした。

 

 

おかげさまで?月曜日から、その生徒の忘れ物が減りました。

 

まだちょこちょこ忘れてるけど。

 

 

でも、本人が少し頑張ろうとしている姿が見えました。

 

 

それも、たぶん1週間も続かないでしょう。

 

 

こうやって、騙されてあげて、裏切られてあげて、信じてあげて、それが教員の仕事なんだろうなと思いました。

 

 

 

気持ちが大きく振り子のように、苦しみとやりがいと喜びと怒りの間で揺れる。

 

 

このせいで、生理が止まりました。

 

 

やれやれです。

 

 

今週、本当に頑張りました。私。

 

 

子どもってね、生徒ってね、先生に褒めてもらえるけど

 

先生は誰からも褒められない。

 

誰かに褒めてほしい。

 

 

よく叱ったね、よくぶつかったね、って言われたい。

 

 

だから、年輩の男性教員と女性教員にこのことについてたくさん話しました。

 

「よく叱った!!えらい!

怒るのって、エネルギーいるもんね!」

 

と褒めてもらいました。

 

 

私。頑張った!

 

 

この件で、3歳くらい老けました。

 

 

目のクマがなおりま

 

うまくいかない

こんにちは。せかい工房です。

 

今年30歳です。

高校教員をしています。

 

一昨年に転勤先で適応障害になり、半年休職して、その後復帰しました。

 

 

復職2年目が始まりました。

 

 

 

今日、部活の生徒が退部しました。

 

うまくいっていると思っていたのに。

 

部活の運営は、なんて難しいんだろう。

 

それでも、土日働いても、時給700円くらいしかもらえない。

 

朝の6時の電車に乗って、夕方の7時に家に着いても、何も報われない。

 

 

頑張ろうとしたときに、なんでいちいちから回るんだろう。

 

 

なんで、走り出せると思ったときに限って、足元を邪魔するできごとが起こるんだろう。

 

 

なんで気分良く働かせてもらえないんだろう。

 

 

早く部活が学校業務から切り離されますように。

 

生徒も教員も部活から解放されますように。

いいわけの美学

こんにちは。せかい工房です。

 

今年30歳です。

高校教員をしています。

 

一昨年に転勤先で適応障害になり、半年休職して、その後復帰しました。

 

 

復職2年目が始まりました。

 

 

今日は前進の日でした。

 

 

大嫌いだったクラブ顧問の仕事、ほんの少し好きになりました。

 

 

廃部寸前で、このまま廃部になればいいやと思っていましたが、部員が入りました。

 

 

そのときの、上級生の嬉しそうな顔。

 

 

自分たちは、何としてでも試合で頑張るんだという気持ちが伝わって来ました。

 

 

私も、まめな連絡とまめに練習を見に行ったりと、そこそこ時間をかけてきました。

 

 

そしたら、少しだけ部員が私を見る目が変わりました。

 

 

こいつ、競技のことはわかってないけど、それなりに応援してくれるやつだな、という顔をしていました。

 

 

最初の小さな信頼関係が結べたら、後はきっと大丈夫。

 

 

私の中で、決めていること。

生徒に対して、自信がなかったり、指導できないことが出てきた時にどうするか。

 

 

まず、いいわけしたくなったら、先に謝ること。  

 

わからなければ、最速で今できる確かなことだけを約束すること。

 

今考えてもしょうがないことは、グダグダこちらも相談しないこと。

 

あいまいな約束は絶対にしないこと。

 

 

とにかく小さな約束を守って、それを果たす。

 

 

そのループを繰り返せば、うまくいきそうだということがわかってきました。

 

 

うん、今日は頑張った。私。