よい子のやめ方〜高校教員をやめるまでの道のり〜

よい子の人生を送ってきたけれど、ふとこのままでいいのか悩んだあなたへ。一緒によい子をやめる練習しませんか?

緊張するよい子

よい子を続けて28年。

こんにちは。せかい工房です。

なんとか

今日も今日という日を乗り切りました。


昨日休んだぶん、

出勤するだけでものすごく緊張しました。

私はいわゆる

極度のあがり症というものではないのですが、

特定の場面ではものすごく緊張します。


プレゼンとか、

代表的な「緊張する場面」ですが、

私はそれほど苦手ではありません。

もちろん、緊張はしますが。


でも、

一般の方に対して

おもしろおかしい話をして

場の空気をあっためていく、

というのはすごく苦手。




緊張することしないことの差が

自分でもよくわからないので、

ちょっと分析してみようと思います。


✖️緊張してもう消えたくなるとき✖️

・歓送迎会で一発芸
複数の会話の中で、おいしいフリをふられたとき
・プレゼンでの機器のセッティング
(なぜか当日になると、機械が壊れたりする)
・キャリアウーマン、ビジネスマンなど、仕事をバリバリしてる人との会話
・自分の悪口を面と向かって言われるとき
・知らない人ばっかりの立食パーティー
・スーパーのレジ打ち


◎緊張するけど、楽しめる場合◎
・初めて会う人の前でものごとを説明するとき
・初めて会う人と打ち合わせ
・飲食のバイト
・合コン
・友人の結婚式のあいさつ


並べてみると、

「いつ」緊張するのではなく、

「誰の前で」緊張するかということですね。



緊張して消えたくなる場合を 悪い緊
張、

緊張するけど楽しめる場合を いい緊張

とするならば、

悪い緊張は

ある程度知っている人、

でも大好きではない人、

まだ心を許せていない人、

もしくは苦手な人

の前でおこる。



そして、

いい緊張は

初対面の人、

自分が心を開けている人

の前でおこる。



もう少し分析するならば、

悪い緊張は

自分のことをバカにしているのでは、

自分がカッコ悪いことをしてしまうのでは、

自分が嫌われているのでは

と不安に思ってしまうシチュエーションですね。


そして、

いい緊張は

自分が心を開いていて

リラックスできていて

弱点がさらけ出れる人、

カッコ悪いと思われてもかまわないとき、

もしくは、

一回しか会わないから

今後会わないならどんな自分でもいいや、

と思っているとき。


内容も、

自分が考えたことや

自分の内面から出てくることを

話すよりも、

客観的に説明したり

解説したりする方が得意。


芸能人で

言うならば、

芸人としてライブでスベるより

アナウンサーとしてカミカミ

とかの方がいい。

失敗しても、

自分の内面が否定されるわけじゃないし。


こうしてみると、

やはりプライドの高さから来るんでしょうね。

この悪い緊張


もう、本当に苦手な人の前では

極端に言えば

くしゃみしたり

箸を持ったり

笑い声を立てたり

そんな普通の動作一つ一つを

自分で演技してしまう。

ちっとも自然体じゃない。

ガチガチに固められている。



やっぱり、こうして書き出すって大事。



人前で話すときに

いやーな緊張が体をつつみ

ものすごい汗が出る場合と、

みんな私に注目しなさい!

と、やる気満々で話せる場合と

どちらも経験してきたので、

なぜだろう?と思ってました。


人前で話すことは決して嫌いではない。

ただし

すごく嫌なときもあるし、

楽しいときもある。


それは、

「人前で話すこと」が問題なのではなく、

「誰の前で話すか」だったのです。


こいつ、バカだな

こいつ、おもしろくないな

こいつ、魅力的じゃないな


こう思われるのが怖くて、

でも真正面からおもしろいことも言えなくて

なんか微妙な不思議ちゃん?

微妙に個性的?

でもネタにするほどでもない。


という微妙な人間になってしまいました。


本当はとっても平凡な人間なんですがね。



今年は、

これまで感じたことのない緊張状態が続き

プレッシャーがきつかった。

さんま御殿に初出演して

さんまにいろんなフリを投げられて

うまいこと言えなくて

もうどうしようもない

ポッと出の若手芸人の気持ち。


それが毎日続く感じ。

まわりみんな敵だらけ。


それくらいのプレッシャーでした。

私としてはね。


芸人してる人って、

よくライブとかやれるよなあって    

つくづく思います。

すごいよね、彼ら。



実際、今の仕事では、

嫌な緊張があっても

すごく仕事がうまくいって

褒められて

緊張してたことなんて

すっかり忘れちゃうこともあります。

そして、なんでこんな小さなことで

いちいち緊張してたんだ?


って思う。

でも、

1日が終わってまた朝が来たら、

そんな興奮状態はどこへやら。

また悪い緊張と戦う日々が続くのです。



この、とてつもない緊張と解放の

交互の感情に襲われることで

すっかり心が疲れたのだと思います。



私は、

退職するにあたって考えたことは

どんなに素晴らしいことが待っていようと

どんなに報われようと

毎日、毎時間、毎分、

悪い緊張に強いられる仕事ならば

それは私には向いていない。

ということ。



だから、

仕事に関わる緊張の割合が

できるだけいい緊張が多いように

そうやってライフデザインしていけば

そうやって仕事を探していけば

なんとかなるのかな、と思う。



よい子の皆さんが、

仕事について

ゆずれないものって何でしょうか。

でも、よい子だから

どんなことでも

やれって言われたらやる

という人が多いかな。

嫌なことも、

頑張ったり、慣れたりすれば大丈夫。

自分はそれだけ、

苦難を乗り越えられる力がある!

自分の限界がここだなんて

思いたくない!


という、

自分がデキないやつじゃないかって

自分で思いたくないから

嫌なことにも目をつぶって

仕事をしてきたのではないか。


そうやって私は、

自分の快・不快まで

わからなくなってしまっていたように思います。

やりたくないのに、

プライドが高いからやっているのか。

やりたいことなのに、

誰でもできる簡単なことすぎて

これが好き、だなんて思いたくない。


こうして書いてみると、

プライドの高さって恐ろしいですね。

わかってよかった。


めっちゃがんばれば

できるのかもしれないし

その方が評価も高いけど

所詮無理してる。

スーパーモデルの間で

ギリギリばれないように

常に竹馬で歩いていて

ランウェイを歩くことに

ひどくプレッシャーを感じているような。

まわりは、のびのびやってるように見えるのに。

それに向いている人、

それが大好きな人には勝てない。



というわけで、

今日は貴重な分析ができました。


おそらく私はこの仕事を

続けられるか続けられないか

でいうと、

「めっちゃがんばって

限界まで努力すれば続けられる。」

「時にはやりがいも感じられる。」

ということでしょう。

じゃあ、

それでいい結果が残せるのか、

自分の気持ちはどうなのか、

でいうと

「リターンの割にリスクが高い。」

「のびのびやれる人がやった方が生産性が高い。」

ということになろうかと思います。



うん。

退職で、いいんだと思う。

やりがいあるけど、

あの緊張感は

これから減るどころか

仕事に慣れるにつれ

増やされていく可能性がある。

うーん、無理。


今日は早くかえろう。

帰れる時に帰る!!

そして、

今日も1日が終わった。

8月24日から

毎日手帳につけているマル印。

1日1日の終わりを確認する。

明日のことは考えない。



さらばだよい子。また明日。