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よい子のやめ方練習帳〜高校教員をやめるまでの道のり〜

よい子の人生を送ってきたけれど、ふとこのままでいいのか悩んだあなたへ。一緒によい子をやめる練習しませんか?

真面目というガン細胞

よい子を続けて28年。

こんにちは。せかい工房です。


昨日は学校を早退しました。

朝礼後、涙が止まらず

授業をすることができなくなったので

全てをまわりの人たちにまかせて

お昼前に帰宅しました。



最近、

授業の準備をするにしても

自分の中で

教材研究が

ある基準まで達しなければ

授業をするのが怖くて怖くて

朝は心臓がどきどきして

いっそこのまま

倒れられたらどんなに楽だろう

とずっと思ってた。



最近は空きコマの時間に

何か別の仕事をしたくても

もうできなくなっていた。

緊張でそれどころじゃないのだ。

そういうときは、

誰もいない準備室や

トイレなんかにこもって

ひたすら寝る。

そして少しでも

意識を眠らせて

緊張する時間をなくしていかないと

耐えられなくなっていた。




昨日は授業までの空きコマに

職員トイレの一番奥で

ずっとかべにもたれて

目をつぶっていた。


そして、

お母さんのメールのことを考えた。



いつでも見守ってるよ、


という言葉。


お母さん、

助けて。

ここから逃げたい。



気付いたら

トイレで涙が止まらなくなって

ぽたぽた落ちる涙は

トイレの床に小さな水溜りを作った。



真面目というのは

ガン細胞に似ている。


心の中で

「こうすべき!」

「ああすべき!!」

と、

心の中の怠け者の部分を

破壊しながら増殖していく。


それは自分でも止められないこと。


私の意識は、

真面目細胞くんに対して



そんなに堅いことばっかり言ってたら

自分を苦しめることになるよ!



って言い聞かせてるんだけど、

真面目細胞くんは聞く耳持たずで


もっとがんばれ

もっと働け


と、

まわりの細胞を破壊しながら

その勢いと

強制性を

パワーアップさせていくのだ。


一通り泣いて

トイレから出ると、

出くわした先生に

「大丈夫?泣いてたの?」

と聞かれた。

それが、私の中で

何かスイッチを入れたのだと思う。

そのあとはとにかく

涙をこらえながら

まわりの先生に早退の旨を伝えて

逃げるように帰った。


授業3コマもあったのにね。



まあ、休むという決断をしたことが

よい子をやめる

一歩になったのでしょう。



さらばだよい子。また明日。