よい子のやめ方練習帳〜高校教員をやめるまでの道のり〜

よい子の人生を送ってきたけれど、ふとこのままでいいのか悩んだあなたへ。一緒によい子をやめる練習しませんか?

「ねばならない」の数

よい子を続けて28年。

こんにちは。せかい工房です。


私が学校を休むことになったのは

「これだ!」

という特定の何かがあったわけでは

ありませんでした。


言うならば、

「〜しないといけないのに

できていない」

という状況が重なりすぎて

だめになったのかなあと思います。



例えば、

「部活に顔を出さなければいけない。

でも授業準備が終わらない。」

「来週公開授業があるから

その準備をしなければいけない。

でも明日の授業準備が終わらない。」

「生徒の欠席日数を数えなければいけない。

でも、誰に聞けばいいのかわからない。」



こんな、

小さなこと一つ一つが重なって

プレッシャーになっていったのだと思います。


やらなければいけないことは

どれも小さなことで

すぐ終わりそうなことなのに、

聞きたいときに先生がいなかったり

たらい回しにされたり

それがわかっているから、

どうしても授業準備を優先させて
 
細かな連絡を後回しにしたり。



「ねばならない」の数の多さに

うんざりして、  

どんどん処理していくことができない。


まわりから

「これどうなってるの?」

って聞かれて、

あっ!!って思いだす。
 

でも心の中では、

明日の授業のことで頭がいっぱいで  

細かな「ねばならない」事柄に

対応しきれない。

空きコマにやればいいのだけど、

空きコマは

授業のプレッシャーで  

トイレにこもるか

準備室で突っ伏して寝るかして

なんとか緊張感を殺して

意識を薄れさせるので

精いっぱい。


たぶん、

仕事内容は 

ちっとも多くないし
 
実際取り掛かってすらいない。

でも、



あれもしなくちゃ、

これもしなくちゃ、



っていう考えにとらわれて

心が消耗していく。

やる前から

その「ねばらない」の数の多さに

負けてしまう。



今日は校長から電話がかかってきた。

ぐうすか寝ていて出られなかったので、

またかけ直さないといけない。


こういう

「ねばらない」が

今はしんどいんだよなあ。。



電話をかける

メールの返事をする

飲み会の出欠の返事をする

図書館の本を返す




こんな簡単なことも

億劫になってくる。



もう一人の自分が出てきて、

秘書みたいに

全部やってくれたらいいのに。