読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

よい子のやめ方練習帳〜高校教員をやめるまでの道のり〜

よい子の人生を送ってきたけれど、ふとこのままでいいのか悩んだあなたへ。一緒によい子をやめる練習しませんか?

1ヶ月ぶりに生徒と会話する

よい子を続けて29年。

こんにちは。せかい工房です。

高校教員ですが、適応障害のため、

病休で実家に帰省しています。




昨日、生徒からメールがきました。

「もうすぐテストなんだけど、

わからないところ聞いていいかな?」




この子は、

学校の中でも

自分の居場所をうまく見つけられず、

学校の空気が苦手なタイプの子でした。



私はわりかし、

こういう生徒とよくうちとけます。

学校が苦手だったり、

休みがちだったり、

保健室登校したり、

ちょっと教室の空気が苦手な子。




自分も空気を読みすぎるタイプなので、

高校生だったとき、

教室の空気というのは

ものすごい緊張感ただようものでした。


イケイケ女子グループと

イケイケ男子グループと、

まったり系で優しい、

かつ派手すぎない男女と、

存在感を自ら消すタイプの生徒と、

たまーにいる

孤高の存在。個性の塊。など。



そんな人たちが40人

狭い教室に放り込まれているのですから、

「じゃあ班で話し合ってー」

なんて授業は恐怖でしたね。

アクティブラーニングって、

本当に生徒同士の関係性を

上手に作れる先生しかできない

離れわざとしか思えないのだけど。




まあ、

それはおいといて、

その子の気持ちが私にはわかるので、

LINEで通話しながら、

その子の質問に答えることにしました。



最初は断ろうかとも思いました。

なるべく学校関係からは

 離れていたかったし、

通話するそのときになって

また緊張して

教えることが怖くなりそうだったから。


でも、実は

この子は授業担当でもなく

副担任でもないのに、

よく話しかけてくれて

(たぶん私と波長が合うと

本人にもわかったのでしょうね。)

病休中でもよくメールをくれた子でした。



だから、

「うん、いいよ。」

と、返事をしてしまいました。




最初は30分くらい、

わからないところだけ解説するつもりが、

テスト範囲がっつつつり

2時間半かけてやりました笑。



LINEでノートやプリントを

画像で送らせて、

それを見ながら通話する。




結果。




結構楽しかった。





やっぱり、

私は教えることとか、

こんがらがったことを

人に説明するのが

好きなんだなあって

感じました。



もちろん相手が

波長の合う子で、

しかもやる気、聞く気満々で、

お互い気を許せて

何より相手が1人

という、

教員にとって

最高に教えやすい状態なのです。

そりゃあ楽しいですよね。





これがごった煮みたいな

40人教室だと、

恐怖に変わるんだな。。。





「先生、いつ帰ってきますか?

早くしないと、

もう卒業しちゃいますよ!」



そう言われて、

胸にじわりとくるものがありました。



ああ、自分を待ってくれている

人がいる。




これまでは

そんな言葉も私にとって

プレッシャーだったけれど、

今日はとても素直に

その言葉を受け止められた気がします。




それは、

病休の間に

家族にたくさん心配されて、

同時に愛をもらって、

友達もたくさん優しくしてくれて、

心のエネルギーが

たまってきているからこそ、

自分の味方でいてくれる人、

自分を待ってくれている人がいることを

単純に

嬉しいと思えるように

なったのだと思います。




「ありがとう。

いつ帰れるかわからないけど、

でもテスト頑張ってね。」



どうか、

どうかこの子が

学校のくだらない圧力に負けずに

のびのび暮らせますように。



なんだか久しぶりに、

脳をフル回転させたせいか、

薬を飲んでも全然眠くならない。

YouTubeでも見て

だらだらしようと思います。




さらばだよい子。また明日。