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よい子のやめ方練習帳〜高校教員をやめるまでの道のり〜

よい子の人生を送ってきたけれど、ふとこのままでいいのか悩んだあなたへ。一緒によい子をやめる練習しませんか?

初めての授業、終了

よい子を続けて29年。

こんにちは。せかい工房です。

高校教員ですが、適応障害のため

半年休職し、4月から復帰しました。





今日は2コマ、

初めての授業がありました。



朝の電車の中では、

疲れていて激しく眠いのに

緊張で全然眠れず。



予想通り、お腹が痛くなって

学校に着いたらまずトイレに駆け込む。




いつも使っていた、

職員用トイレの1番奥の様式トイレ。


そこが、

私が唯一たった1人になれる場所でした。



昨年の夏、

泣きながら緊張と戦った場所であり、

母からのメールを見返しては

涙が止まらなくなったトイレ。




やはり、今日そこに入るとホッとしました。

カギがあって、1人になれる。




そこで、

お母さんから言われた言葉を思い出す。




全力疾走してはいけない、

最初は授業も半分くらいしか

できなくていい。

適度に、適当にやりなさい。   




そうだ、

全力疾走しちゃいけないんだ。

そこで、少しホッとする。

間違っていても大丈夫。

謝るしかない。





深呼吸して朝礼に出る。

まだ新学期で時間割変更が多く、

毎日バタバタする。




そうこうしているうちに

1時間目が始まる。

今日はオリエンテーションだから

本気の授業ではない。

だからだいぶ気が楽だ。




教室に入る。

まだ休み時間なので、

生徒はペチャクチャ喋っている。

初めてもつ学年のクラス。

知っている顔はほとんどない。

完全にアウェーな場所。




一体、世の中の高校生のうち、

先生が授業をするのに
 
震えるほど緊張してるって

ちょっとでも想像できる生徒なんて、

どれくらいいるんだろう。



チャイムが鳴る。

号令をかける。

鎮まり返る教室で話し出す。



なんだか時間がゆっくり流れているのか

速く流れているのか、

わけがわからない。

でも、少しずつ慣れてくる。



穴埋めをさせる。

自己紹介をさせる。

一人一人に、趣味などをたずねたり、

好きな異性のタイプを聞いたりして

教室が少しずつあたたかくなる。



ここまでくれば、

ホッと一息つける。




ああ、あと5分で終わる。

早く、早く終わってくれーー!!!!




チャイムが鳴って、

号令をかける。


何事もなかったように、

生徒はびらばらになって

緊張の空間はいっきにほどける。



その頃には、

変な興奮状態になって

手が、口が、喉がわなわなする。




チョーク使うのって久しぶりだな。。。

と思いつつも、

板書にあまり戸惑わなかった自分は

一応、今のところは

学校に適応できていると思う。





しかし、2コマの初授業が効いたのか、

そのあとしばらく動けなかった。


休養室で仮眠をとる。



明日は、


本当の授業だ。




でも、

あの子たちならやれる気がする。



そう、全力疾走しないこと。

今日は、8時半に帰る!!!!





さよならよい子。また明日。