よい子のやめ方練習帳〜高校教員をやめるまでの道のり〜

よい子の人生を送ってきたけれど、ふとこのままでいいのか悩んだあなたへ。一緒によい子をやめる練習しませんか?

優しくされたら泣いてしまう

よい子を続けて29年。

こんにちは。せかい工房です。

高校教員ですが、適応障害

半年休職し、4月から復帰しました。



ちょうど、復帰して2ヶ月が経ちました。

なんだか、ずいぶん時間が

経ったような気がしていましたが、

たった2ヶ月しか進んでいないんですね。



今日は学校の歓送迎会がありました。



昨年、私が泣きながら相談した

管理職の先生が来ていました。

その方は今年、

別の学校へ転勤されましたが


いつもにこやかで

キリキリしていなくて

穏やかで

とても優しい方でした。
    



私が病休をとったあとも

ずいぶん気にかけてくれて、

何度も「ゆっくり休みなさい」と

声をかけてくれました。




私が復帰したのと同時に

その先生は転勤してしまいましたが、

今日の宴会で久しぶりに
 
話をすることができました。




宴会というと、

ビール瓶片手にあちらこちら
 
若手は挨拶回りに行くものですが

私はあまりそれが好きではなかった。




だって、

お料理を食べそこねるし、

何より隣の席に座った人を

ほったらかして

別の席に移動するなんて

失礼なことだと思うんですよね。




だから、

今日もいつものように

自分の席で

お肉をほおばっていたら、

その先生がわざわざ私のところへ
 
ビール瓶片手にやってきてくれたのでした。




「元気でやってる?

大丈夫??」



にこにこして話しかけられると、

私は少し泣きそうになってしまった。




1番辛いときに

そっと受け止めてくれて

アドバイスをくれた先生。



「あの時はお世話になりました。

今は、まわりの先生も

とても気を遣って話しかけてくれて

優しくしてくれるので、

今年は頑張れそうです。」




そう言うのが精一杯で、

あとは涙が出そうだったので、

うつむいてごまかした。



先生は、

「よかったよかった、

つらいときは、まわりと愚痴を言って

溜め込まないようにするんだよ。」

と言って、

なんか他にもたくさん

話しかけてくれたのだけど

私はもう涙をこらえるのが

精一杯で、

わざと茶化したり、

もう大丈夫だって何回も言ったりして

早く先生と離れてしまいたかった。



しみじみ話すと涙が出てしまう。




先生の顔を見ると、

先生に心配されると、


今はもううすれかけてきた

あの1番辛かった時の自分を思い出す。




別室で泣きながら相談したことや、

病休の手続きで

事務室で書類のやりとりをしたことが

わあっと

頭に浮かんでくる。


2ヶ月経って

強くなったと思ってる自分が

あっという間に崩れていって

弱かった自分が一気に

ざらざら漏れてくるようでした。





あの時の自分、

なんてかわいそうだったんだろう。
   




そして、今は、

なんて恵まれているんだろう。

なんて穏やかなんだろう。



あのときはいっぱいいっぱいで

気づけなかったけれど、

なんてたくさんの人に

支えられていたんだろう。




毎日毎日言い聞かせている。

自分は1人で生きてきたのではなくて
  
たくさんの人に支えられて

生かされているということ。

そして、

誰かに頼らずに

生きてはいけないということ。

頼っても、

助けてもらっても、

いいんだということ。




今年は、

カレンダーにマルをしてない。

一年が早く終わるように

前みたいに

年度末までの日にちを

計算したりしてない。



知らない間に

疲れていたかもしれないから

今日はゆっくり休む。



ちょっと立ち止まって、

もう一度、

まわりの優しさに支えられて

生きてるんだって

休んでいいんだって

確認して


今日はゆっくり休む。