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よい子のやめ方練習帳〜高校教員をやめるまでの道のり〜

よい子の人生を送ってきたけれど、ふとこのままでいいのか悩んだあなたへ。一緒によい子をやめる練習しませんか?

あなたが幸せなら、それでいいから

こんにちは。せかい工房です。

 

今日、お母さんと電話しました。

 

 

今の仕事、ちょっと休もうと思うって。

ちょっと、しんどくなったって。

 

 

適応障害で休職したあの日から1年たって、毎週のようにお母さんと電話してきて、

あまり心配させないように、なるべく楽しいことばかり報告してきた。

 

 

それでも、やっぱりこの仕事を一生続けていく自信もなかったし(今年度いっぱいやれるかも自信ない)、

働き続けるのがまともな生き方だ、1つの仕事を続けるものだという考え方にも疑問があったし、

カッコつけずに言うと、何より今の環境から逃げ出したかった。

 

 

 

うっかり口を滑らせて、お母さんに正直な気持ちを打ち明けた。

 

 

ずっと続ける自信もないんだ。

 

だから、退職するか、休職するかわからない。

 

できたら、留学したり、旅行したり、元気があれば大学院に行ったりしてみたい。

 

でも、何をするかは何も決めてない。

 

ただ、仕事から離れてゆっくりしたい。

 

 

 

 

こんなこと言ったら、またお母さんは心配するんじゃないか。

やっと休職から復帰してがんばってると思っているのに、がっかりされるんじゃないか。

 

 

すると、電話口でお母さんはこう言った。

 

 

「仕事、続けるの大変だよね。

 

つらかったら、休んでもいいと思う。

 

もちろん、辞めるなら老後はどうするか、転職するなら収入は減るだろうし、

現実としてお金の問題は考えていかないと行けない。

 

民間だと、福利厚生も教員ほど手厚くない。

 

でも、お母さんはこうしなさい、とは言えないから、

どんな選択をしたとしても、あなたが幸せなら、それでいいから。」

 

 

 

電話の向こうから、お父さんが、

お米とか、果物とか、何か送ってほしいものはないかと大声で言っている。

お母さんは、果物はこの間送ったばかりだと苦笑いしている。

 

 

泣いていることが気づかれないように話すのでせいいっぱいで、なんと答えたか覚えていない。

 

 

とりあえず、お父さんはお菓子を送ってくれるそうだ。

 

 

 

どんな生き方をしたとしても、受け入れてくれる人がいると思えるのは、どんなに貴重なことだろう。

 

 

家族から

「せっかく公務員になったのに」

「早く辞めるなんて恥ずかしい」

と言われたとしてもおかしくない状況なのだ。

 

 

 

もし自分が、パートナーや子どもだったり大切な人ができたとして、

あなたが幸せなら、どんな選択してもいいんだよ、と言ってあげられるだろうか。

 

 

 

最近、親に頼るようになってから、親の夢をよく見るようになった。

 

わたしは大人の体をしているのだけど、お母さんに抱っこをされて眠っている夢とか。

 

私には姉が1人いるのだけれど、姉が親に褒められているのを見て、私よりも姉の方が大切なんだろうと泣きながら拗ねてる夢とか。

(小さい頃、しょっちゅうこんなことで泣いていた)

 

なんか幼児返りでもしてるのかな?笑

 

 

私は、これまで他者目線で生きてきたせいで、

何をしたら楽しいと思うのか、何が幸せだと思うのか、自分で考えて掴み取る力も気持ちも失っている。

 

けれど、これからはちゃんと自分軸で生きようと静かに決意しました。

 

どんな選択をしても、受け止めてくれる人がいると思えるだけで本当にありがたい。