よい子のやめ方練習帳〜高校教員をやめるまでの道のり〜

よい子の人生を送ってきたけれど、ふとこのままでいいのか悩んだあなたへ。一緒によい子をやめる練習しませんか?

家族の標本 それでも育てる

こんにちは。せかい工房です。

 

今年30歳です。

高校教員をしています。

 

一昨年に転勤先で適応障害になり、半年休職して、その後復帰しました。

 

 

家族とは不思議なコミュニティです。

 

私は今、姉が不登校、生徒本人が発達障害、お父さんが統合失調症、そしてお母さんもメンタル少し弱めという家族と関わっています。

 

 

最近お姉さんの家庭内暴力がひどいとのこと。

 

家族誰にも止められず、その攻撃の矛先はお母さんに行くという。

 

 

それでも、お母さんは会社へ行き、家族の弁当をつくり、ご飯をつくり、生きている。

 

お父さんも会社に行く。

家に帰ると、娘が母親を殴っている。

娘の暴力を止められないまま呆然と立ち尽くす。

そして、娘は気がすむまで母親に暴力をふるってから、夜の2時に家族は眠りにつく。

そして、お母さんとお父さんは朝起きて会社にいく。

 

 

すごい家だ。

 

でも、こんな家、珍しくもない。

 

教員をやっていたら、いろんな家族に出会う。

 

もうね、ほぼ母子家庭か父子家庭がほとんどの学校だからね、両親そろっていたら、どっちが2人目のパートナーだろうって考えるのよ。

 

と、隣の席の先生が言ってた。

 

 

両親がいる家族のほうが少数派で、いたとしても母親の彼氏か、父親の彼女ということだ。

 

 

家族は本当に不思議だ。

 

私なんて転勤して半年でぶっ倒れるくらいだから、家庭内暴力をふるう子どもを育てながら働くなんて、想像もできない。

 

いや、普通の反抗期の子どもを育てるのも無理だと思う。

 

反抗期なら終わりはあるが、家庭内暴力や引きこもりや発達障害は、時間がたてば解決したり改善するものではなくて、適切な対応やトレーニングが求められるものだ。

 

 

働きながら、みんなそんな家庭で生きているのだ。

 

 

信じられない。

 

私が子どもをもつなら、子育てを外注する機関が必要だ。

 

 

なにもかも家族でやろうとするから無理が出るんだ。

 

家族と学校の他に、子育てしてくれる機関ってないのかな。