よい子のやめ方練習帳〜高校教員をやめるまでの道のり〜

よい子の人生を送ってきたけれど、ふとこのままでいいのか悩んだあなたへ。一緒によい子をやめる練習しませんか?

無気力

友人や家族に結婚の話をすると、猛反対される。

 

学会員だから、やめておけ、と言うのである。

 

どんなにいい人かもしれないけど、あえて苦しいとわかっている道に進まなくてもいいじゃないか、と。

 

だったら非学会員で探しなさいよ、と。

 

自分が仕事が苦しい時に支えてくれていたのは今の彼氏だから、私はその人を大切に思っているけれど、こうもまわりから反対されると、だんだん不安になる。

 

 

いや、反対されるのは、わかっていたことなんだけど。

 

ちゃんと覚悟できていなかった。

 

例えば、結婚しても、何かあっても、我慢したり、しわ寄せが来るのは私だと思っていたけど、

 

今まで一緒にいた友人も私から離れていったりする可能性もある。

 

そのことに、とても悲しい気持ちになった。

 

みんなが、私たちが結婚しても、純粋にお祝いしてくれるのは、ほとんどいないということだ。

 

私の両親でさえも。

 

例えば結婚式をしたとしても、お祝いムードの裏で、彼氏のことを心から信用できないまま参列する両親の前で、ドレス着たり、生い立ちの動画を流したりするのだろうか。

 

 

そう思うと、ものすごく悲しくて、さみしい気持ちになって、仕事もさらに嫌になった。

 

 

友人からは、

「そもそも仕事が嫌で、つらい自分を今の彼氏は支えてくれるっていう発想がおかしい。

 

楽しめる仕事、自分がやりたい仕事ができれば、その彼氏よりいい人いるんじゃない?」

と言われた。

 

 

たしかに。

 

正直、仕事がしんどいがために、彼氏になる人の条件は、

 

そばにいて、優しくて、おっとりしてる人ならもう誰でもいいと思っている。

 

31歳になり、焦りだってある。

 

最近、歳をとればとるほど自分が嫌いになるし、自信もないし、こんな自分を受け入れてくれる人はもうほとんどいないだろうと思う。

 

まあ、そういう不安を彼氏に伝えると、彼氏自身もつらそうな顔をしていた。

 

 

おそらく、このまま悪化したら、たぶん私たちは別れることになるだろう。

 

 

まわりから反対されることは、わかっていたつもりだった。

 

でも、こうやってみんながみんな口を揃えて不安や反対をすごい嫌そうな顔をして私に延々と話してくるのを見ると、想像以上に悲しいものがある。

 

 

覚悟がどれだけできていなかったのか、痛感した。

 

結婚前でさえこうなのだから、学会員と結婚したら、頭では理解できていても実際には「こんなはずではなかった」と思うことは山のように出てくるのだろう。

 

 

仕事も続けて、子育てもして、学会員であることからくる2人だけの問題、学会員と結婚したことでうまれる、まわりを巻き込む問題を、私はうまくさばくこおなんてできるのだろうか。

 

 

全然できる気がしない。

 

 

結婚式ですら、もうしたくないし、親族だけの挙式ももうしたくないし、友達にも紹介したくない。

 

 

おめでとうを心から言ってくれる人がいない中で、私は本当にやっていけるのだろうか。

 

 

部屋に学会員の持ってる仏壇置いたり、月何回かの会合に行くことを了承したり、何に数万の寄付を了承したり、そんなことくらいだと思っていた。

 

 

それは、部屋に釣り具を置いたり、月に何度か出張や趣味のバイクで家を空けたり、お金を使うことを我慢するのと、要は同じくらいのことだと思っていた。

 

 

思想そのものよりも、それによってもたらされる個別・具体的な生活のことが問題になるくらいで、

 

それは「学会」だから特別に見えるだけであって、パートナーの趣味や個性や地域性とかの一般的なことと置き換え可能なものだと思っていた。

 

 

私が、彼と交渉したり、私が我慢したり、発想を変えるだけでいいと思っていた。

 

 

だんだん、友達も、家族も、みんな、どこかよそよそしくなったりしていくのかな。

 

 

こうなると、もうネガティヴな考えは止まらなくて、

 

生きててもいいことなんて何もないし、

うまくいくと思っていても、どうせ失敗や悲しみや苦しみがいつだって足元にまとわりついて、私を転ばせようとしている。

 

 

だったら、嬉しいことなんか何もない方がすっかり諦められるのに。

 

 

人生はぬか喜びと裏切りばかりな気がして、向上しようとか、勉強しようとか、前に進むことについて、何も魅力的に思わなくなる。

 

 

あーあ。

 

誰か、私の人生をハサミで切ってほしい。

 

今、この瞬間から、全くの別人になれたらどれだけいいだろう。

 

 

過去に積み重ねてきたものも、大切にしてきたものも、培ってきたものも、どれもこれも、もうあまり大切ではないし、今の私を縛り付けているように見える。

 

 

アドラーの本も、もう全く読んでない。

 

 

読んでも、変わらないし、変われない気がして怖くて読めない。

 

 

自己啓発の本も、読んでは感動し、でも変われない自分にがっかりし、まただめだったか、と失望する。

 

 

こんなこと、生きててあと何年繰り返していくんだろう。

 

 

あーやっぱり結婚が不安なんじゃなくて、仕事が嫌なのかもしれないな。

 

 

仕事がうまくいってたら、彼氏とけんかしてても、こんなに落ち込まない。

 

 

嫌いな仕事が嫌いすぎて、それをごまかして受け止めてくれた彼氏が離れていくことが怖くてならないのかも。