よい子のやめ方練習帳〜高校教員をやめるまでの道のり〜

よい子の人生を送ってきたけれど、ふとこのままでいいのか悩んだあなたへ。一緒によい子をやめる練習しませんか?

強い人は弱い人の気持ちがわからないし、弱い人は強い人の気持ちがわからない

今日、学校で

 

キラキラしてる側の男性教員に

 

仕事上のお願いに行った。

 

同じ分掌の女性のA先生が

 

うけもっていた仕事があったのだけど、

 

彼女が精神的につらくて

 

どうしてもできないと言うので、

 

それをA先生と同じ学年にいる

 

仕事できて要領のいい、

 

いわゆるキラキラした側の男性の先生に

 

少しだけ負担してもらえないか

 

お願いに行ったのだ。

 

 

仕事内容は、

 

外部からの彼女あての電話がかかってきたら

 

とりあえず私に回してほしい、

 

というもの。

 

 

 

キラキラ側の男性教員は、

 

「うーん、

 

でもさあ、それってAさんが

 

仕事から逃げてるだけに

 

見えるんだけど。

 

電話とるくらい、

 

仕事と向き合ったらどうかな。

 

それもしないって、

 

俺は違うと思うなあ。

 

あの人、

 

自分が悪くてすみませんって

 

いつも自虐的に言うけどさあ、

 

じゃあそもそもやるなよって。

 

まあ、あの人いつもそうだけど。」

 

と言ってた。

 

 

 

A先生は、少しメンタルが弱く

 

学校でもうまく適応できていない。

 

私とは違う分掌だったのだけど、

 

今年から同じ分掌になったのだ。

 

決して悪い人ではないのだけど、

 

要領の悪さとか、

 

生徒対応がちょっとズレてるとか、

 

そういったことで

 

なかなかまわりの教員と

 

うまく連携が取れていなかった。

 

 

 

キラキラ男性教員が

 

「それは逃げ」

 

と言ったとき、

 

そしてA先生を

 

「あの人」呼ばわりしたとき、

 

心が痛んだ。

 

一方で、

 

「ああ、まあこの人なら

 

こう言うだろうな」と

 

がっかりした反面、予想通りだな、とも

 

思った。

 

 

きっと彼には、A先生が

 

周りに迷惑ばかりかけて申し訳ないと

 

常日頃から感じてる苦しみとか

 

(仕事だけじゃなくて結婚生活でも

 

旦那さんの実家とうまくいかず

 

とても苦労していた)、

 

自虐的になることでしか

 

自分を守り、相手を納得させることが

 

できなかったこととか、

 

そういう生き方をずっとしてきたこととか、

 

どうしてうまくいかないんだろうって

 

仕事レベルから友達付き合いレベルまで

 

なんで自分は何もかもできないんだろうって

 

悩みつづけて生きてる気持ちって

 

わからないだろうなあ。

 

 

逆にいうと、

 

キラキラ男性教員が

 

弱音を吐く(ように見えてる)

 

私やA先生のいろんな仕事押し付けられて

 

「君ならできるでしょ?」って

 

無理難題言われて

 

残業バンバンさせられて

 

仕事の中心にいるから

 

いろんな教員の文句も受け止めて、

 

そういう苦労を

 

お前らわかってないだろ?

 

って思ってるんだろうなあ。

 

 

昨日、私が

 

死ねばいいと思った男子生徒も

 

そうなのかもしれない。

 

 

私やA先生が

 

自虐的なもの言いや

 

ネガティヴ思考がやめられなくて

 

苦しくてしかたないみたいに、

 

彼らも

 

怒りや暴力を

 

コントロールできずに

 

人間関係がうまくいかない苦しみが

 

たぶんあるのだろう。

 

 

 

そう思うと、今日は冷静になれた。

 

 

 

そして、死ねばいいと思った生徒に、

 

優しくなれそうな気がした。

 

 

 

私はどうも、

 

人を底なしの優しさで包み込むような、

 

そういう気持ちになれるときと、

 

死ねばいい、殺してやりたい、

 

と思うときと、

 

両極端な思考をする癖があるらしい。

 

 

 

彼氏にしてもそうだ。

 

 

結婚したいと思った次の日には、

 

全部壊して

 

イチから人生やり直したくなるときがある。

 

 

なんだろう、これ。

 

精神的な病気かなあ。。。

 

テスト期間に入ったので、

 

そろそろカウンセリングに行こう。

 

 

 

まあ、キラキラ男性教員のことは

 

私は全然好きなタイプじゃないけど、

 

彼の辛辣さやドライさをみてると

 

こいつには馬鹿にされたくないな、と

 

逆に生きる力がわいてくる。

 

 

誰がどう考えたって、

 

A先生はキャパオーバーなのだ。

 

それを、逃げだとかなんだとか、

 

まわりが言える筋合いはないと思う。

 

 

別にA先生のこと好きでもないけど、

 

キラキラ男性教員の言葉に

 

便乗してしまったら、

 

自分自身を傷つけることにもなる。

 

そう思って、言い返した。

 

 

「今、A先生はずいぶん

 

混乱されてます。

 

電話に出るのも

 

今は辛そうに見えるので、

 

職員室にもし教員がいたら、

 

その時に電話に出てくだされば

 

それで結構です。 

 

電話かけてくる人には、

 

職員室につながらなければ、

 

直接私の携帯にかけて下さいと

 

伝えております。

 

まずはA先生の気持ちが落ち着くまで

 

待っていただけませんか。」

 

 

キラキラ男性教員は、

 

納得しかねるような顔をしたが

 

最終的には受け入れてくれた。

 

 

 

たぶん、これがA先生でなくて、

 

キラキラ教員の誰かが

 

「しんどいから電話対応頼む」

 

と言っていたら、みんな助けてあげただろう。

 

愚痴も聞いたり、

 

フォローしてあげたり、

 

自然にそんな対応をしてもらえるだろう。

 

キラキラした人は、

 

上手に助けてもらえる力もあるのだ。

 

 

でも、A先生はそんなことを

 

上手にできない。

 

誰もA先生の長い愚痴や

 

自虐的な話は聞いてあげないし、

 

A先生が大変そうに見えても、

 

「こんなことくらいしっかりやれよ」

 

と若干イライラしながら

 

ギリギリまで助けない、

 

そんな対応をされている。

 

 

 

 

 

先生も、先生によって対応を変える。

 

 

 

 

 

果たして、

 

これを頼みにきたのが私でなくて

 

別のキラキラ側の教員だったら、

 

キラキラ男性教員は、

 

今回みたいにいろいろしぶった対応をしたのだろうか。

 

 

むしろ、

 

「仕方ないですよね!」と

 

あっさり受け入れてたんじゃないかな。

 

 

 

キラキラしてる教員は

 

キラキラしてない教員を

 

やや見下して対応することが多い。

 

 

私も最近、どう話したらいいか

 

わかってきた。

 

まず、へりくだらないこと。

 

謙虚にお願いするけれど、謝らない。

 

ありがとうございますという。

 

あと、一回断られても

 

ひるまないこと。

 

気が弱いから、誰かに断られると

 

オタオタしてしまって

 

自分が悪い気がしてくる。

 

お願いを却下されたら、

 

すぐ取り下げてしまいがち。

 

 

あとで冷静になったときに

 

「私の主張、間違ってないよね。。。」

 

と思ったりする。

 

 

だから、一回否定されても

 

もう一度

 

違う言い方で主張する。

 

 

1回目ではうまく言えてなかった部分も

 

2回目に言うときは

 

納得させられるポイントを

 

上手に言えることがある。

 

 

そこを論理的に言えたら、

 

主張を聞いてもらえることもある。

 

そして、粗末に扱われることは減る。

 

あとは、オドオドせずに

 

ゆっくり、しゃべること。

 

ゆっくり話せば、

 

頭で考えて内容を整理する余裕もあるし

 

あたふたして見えない。

 

 

 

まあ、今日の良かったことは

 

殺してやりたいという

 

生徒への憎しみが

 

やや減ったことかな。

 

 

 

 

よし、また明日からがんばろう。