よい子のやめ方練習帳〜高校教員をやめるまでの道のり〜

よい子の人生を送ってきたけれど、ふとこのままでいいのか悩んだあなたへ。一緒によい子をやめる練習しませんか?

大雨や台風の休みは好きだ

強い雨だ。

 

こういう日は好きだ。

 

出かけなくてもいいし、

 

出かけてもいいし、

 

ごろごろしてても咎められないし、

 

効率よく休日を楽しまなければ、

 

というプレッシャーも感じない。

 

 

モモにも、そういうシーンがあった。

 

 

忙しくなってしまった街の人たちは、

 

雑談もおしゃべりも

 

同僚を思いやる時間をも削り、

 

効率よく仕事をすることに専念し、

 

休日でさえ

 

「効率よく楽しむ」ことに

 

重点をおくようになる。

 

 

たしかに休みの日に昼まで寝たら

 

なんだか時間を無駄にしてしまったような

 

悪いことをしたような気がする。

 

 

昨日が休日出勤だっただけに、

 

余計に今日という日を

 

無駄にしたくないという気になる。

 

 

 

でも、そんなのは

 

気にしなくていいことなのに、

 

ただ単にやりたいことしたらいいだけなのに、

 

誰かに自分の休日を査定されてる気がして、

 

思わず家を出る。

 

 

投票してから、電車にのって

 

大好きなブックカフェに行く。

 

 

雨だからか、人は少なくて

 

とても居心地がいい。

 

 

 

ここでコーヒーを飲んで、

 

やっと生き返る気がする。

 

 

今から、

 

何時間でも本を読んでいいんだぞ、

 

雨だから、別に家に帰ったっていいんだぞ、

 

と自分に言い聞かせて、

 

少しリラックスする。

 

 

 

選挙前なのに、

 

候補者や政党のことを

 

事前に調べられなくて

 

慌てて昨日の夜から勉強し出した。

 

 

 

選挙はいつもそうだ。

 

 

自分が選んだ人も、政党も、

 

じっくり時間をかけて

 

勉強して、

 

自分なりに納得して投票したいのに、

 

仕事が忙しくて、

 

そして日本の抱える問題の複雑さや

 

それをうまく理解できてない

 

自分の頭の悪さや、

 

それを直視したくなくて

 

時間があっても

 

あえて選挙報道を見ずに

 

時間の頭の悪さから

 

逃げようとしている自分を感じるのも嫌で

 

選挙はいつも疲れてしまう。

 

 

 

 

正解のわからないものに対して

 

勉強して、

 

その場でベターなものを

 

自分で選んで決定する、

 

そういうプロセスが

 

私は苦手なのだろう。

 

 

本当に生きる力がない。

 

 

 

教育の目標には

 

「生きる力の育成」が掲げられているが

 

それが必要なのは自分の方ではないかと

 

いつも思ってしまう。

 

 

 

生きる力の育成ができる人が

 

先生になれればいいけど、

 

たぶんそういう人は

 

自分の人生を楽しむことに精一杯で

 

荒れた効率高校で

 

勉強ではなくしつけが実際の

 

学校の役割になってるような

 

歪んだ現場では働きたがらないだろう。

 

 

 

たかが選挙なのに、

 

いちいち自己肯定感が下がる自分にも

 

うんざりしてしまう。

 

 

教育の無償化が気になる。

 

うちの学校に来てるような

 

バイトとおしゃべりしかしないような

 

高校生たちもみんなの税金で

 

高校に通い、

 

大学に通うようになるのか。

 

それはそれでいいけど、

 

優秀な人が

 

のびのびとその優秀さを

 

伸ばしていける、

 

そんな学校がたくさんあればいいなと思う。

 

 

まあ、こんなことを言ってる自分は

 

県内で有数の進学校を卒業し

 

国立大に入り

 

たかが高校生に勉強を教えたり

 

部活の顧問をすることもできず

 

仕事を辞めようとしている

 

へたれた人間にしかならなかったのだから、

 

バイトして

 

あの荒れた学校に通う体力のある生徒は

 

私よりよっぽど日本に

 

貢献しているのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

まあいいや。

 

 

今日は、ゆっくりする日。

 

 

台風で電車が止まるかもしれないから、

 

彼氏も家に来ない。

 

 

久しぶりの、本当に1人。

 

 

 

ああ。そういえば

 

私が学校から逃げたの、

 

10月の終わり頃だったな。

 

 

疲れてるんだな。