よい子のやめ方練習帳〜高校教員をやめるまでの道のり〜

よい子の人生を送ってきたけれど、ふとこのままでいいのか悩んだあなたへ。一緒によい子をやめる練習しませんか?

キラキラ先生たちから話しかけられるようになる

部活がなんとかかんとか回り始めて、

 

まわりの先生たちも、

 

私がすごく頑張っていることを

 

少しずつ見ていてくれたみたいで

 

「最近部活どうですか?」

 

「ちょっと準備室で

 

愚痴っていったらどうですか。」

 

と、キラキラしてる先生たちから

 

話しかけられるようになった。

 

 

キラキラ先生たちは、

 

みんな部活指導も熱心で

 

担任を持つことになんの疑問もなく、

 

むしろ、担任を持ちたい!と

 

思っている先生たちばかり。

 

私よりも2年も後に入ってきた

 

初任の先生たちも、

 

私よりもずっと早くキラキラ先生たちと

 

馴染んでいるみたいで、

 

ベテラン若手で飲み会も行ってるらしい。

 

「せかい工房さんは、

 

誰とよく飲みに行ってるの?」

 

「うーん、

 

〇〇先生とかですかねー。

 

(超優しい先生。

 

私を憐れんでくれて、

 

お情けで2ヶ月に一回あるかないかの

 

飲み会)」

 

そんな痛々しい自分を隠しつつ、

 

話をする。

 

さも、自分がキラキラ側の人間みたいに

 

 ふるまうけれど、

 

やっばり虚しいから

 

なるべくこちらから

 

「〇〇先生たちはどのへんに

 

よく飲みに行くんですか?

 

おうちは近くですか?」

 

なんて、

 

相手に興味あるふりして

 

矢継ぎ早に質問して

 

私のことを聞かれないように

 

気をつけている。

 

 

 

 

それでも、

 

やっぱりどこか嬉しい。

 

キラキラ先生たちから、

 

私も認められたんだ。

 

頑張ってるって、

 

わかってもらえたんだ。

 

 

 

その一方で、

 

部活を来年は見る気がないって、

 

主顧問もしたくないって思ってて

 

来年度、私が今の部活から

 

いなくなったら

 

もう認めてもらえなくなるだろう。

 

 

「あの人、1年で根を上げたね。

 

やっぱりメンタル弱い人だね。

 

キラキラ側の人間じゃないね。」

 

と、排除されてしまうだろう。

 

 

部活をしている私は、

 

あくまでも仮の姿で

 

頑張ってるふりしてるけど、

 

本当は自信もなくて

 

早く誰かに押し付けて

 

逃げてしまいたいと思っている。

 

 

本当の私を見たら、

 

ようやく振り向いてくれている

 

キラキラ先生たちは

 

私に失望するだろうし

 

部活制度なんてなくなればいいと

 

私が思っていると知ったら

 

軽蔑するだろう。

 

 

残念だけど、

 

それが本当の私だし、

 

いつわりで無理してる自分を

 

このまま続けて

 

キラキラ先生たちに

 

混じる勇気もないから、

 

いつまでたっても心が開けない。