よい子のやめ方〜高校教員をやめるまでの道のり〜

よい子の人生を送ってきたけれど、ふとこのままでいいのか悩んだあなたへ。一緒によい子をやめる練習しませんか?

仕事で病んだときは、助け合い

友達から電話がかかってきた。

 

仕事が辛くて辞めたいと

 

電話の向こうで泣いていた。

 

もう帰りたい、と泣いていた。

 

彼女は同じ高校の友達で、

 

私と同じく、卒業してから地元を出て、

 

 同じ地域に進学、就職した。

 

 

 

 

 彼女のSOSは、胸が痛いほどよくわかった。

 

ああ、わかるよ。わかるよ。

 

「帰りたい」の意味。

 

 

 

 

仕事でどうしても辛いとき

 

「帰りたい」と言ってしまう気持ち。

 

帰りたいのは、

 

今の自分の住んでるアパートのことではなくて

 

自分の親や兄弟がいて、

 

暖かい布団があって、

 

猫がいて、

 

自分の味方がいる故郷のことだ。

 

 

 

  

 

 

もちろん、帰ったって、

 

すべてが解決するわけではないことは

 

百も承知なのだけど。

 

 

 

 

彼女は、私が仕事で悩んだときに

 

よく電話で話をしてくれて、

 

家にも何回も泊りにきてくれた。

 

電話で泣きじゃくる彼女の声を聞いて、

 

今度は私が行かなきゃ、と思った。

 

 

 

今、彼女の家に向かう電車の中で

 

このブログを書いている。

 

 

 

一番つらいとき、

 

本当に欲しいものって

 

誰かにそばにいてもらうことだと思う。

 

眠れない夜や、つらい夜を

 

一緒に過ごしてくれる人がいれば、

 

気持ちは全然ちがう。

 

 

 

私は、休職したときに

 

一体何人の人に助けてもらったんだろう。

 

学校から逃げた日、友人に連絡したら

 

「大丈夫?今からいこうか?」

 

「泊りにおいで!」

 

と言ってくれたし、

 

親もアパートに来てくれたし、

 

「家に帰っておいで」と言ってくれた。

 

 

 

困ったときに

 

すぐに助けに来てくれたことが、

 

そばにいてくれたことが、

 

どれだけ心の支えになったかわからない。

 

 

 

 

 

 

どんどん悪いイメージと暗い想像に

 

自分が沈み混んでしまうのを、

 

誰かが隣にいてくれたら、

 

例え何も特別なことはしなくても、

 

隣にいてくれるだけで

 

それだけで暗い沼から地表に戻れる気がする。

 

マイナスの世界に引きずられそうになるのをなんとかこらえて、

 

現実の世界にしがみつけそうな気がする。

 

 

 

だから、今から彼女に会いに行く。

 

今は春休みだし、授業もない。

 

彼女に助けられたぶん、

 

お返しできたらと思う。

 

 

 

こういうとき、

 

自分のフットワークが軽くてよかったと思う。

 

こうして、いつも助け合いたい。

 

 

 

 つらいときに、

 

悪いイメージの沼に沈みそうなときに、

 

今の夫が何度も何度も地表に戻してくれた。

 

 

 

最近ケンカするようになったので、

 

夫への感謝をもう一度思い出して、

 

明日ちゃんとありがとうって言おう。