よい子のやめ方〜高校教員をやめるまでの道のり〜

よい子の人生を送ってきたけれど、ふとこのままでいいのか悩んだあなたへ。一緒によい子をやめる練習しませんか?

賢い子どもを育てる作戦に必死になってしまうけど、自分の人生を誰かに託したいだけかも

子育てするとなったら、

 

保育園に空きがありそうなところに住みたい、

 

子どもにはよりよい教育を受けさせたい、  

 

より安全な地域に住みたい、などなど

 

いろいろ考えることがある。

 

一人暮らしとも

 

二人暮らしとも全然違う観点で  

 

すむ場所を選ばないといけない。

 

 

結婚して、もうすぐ引っ越しする。

 

子どももほしいので

 

候補地の待機児童数を調べてみると、 

 

今私がすんでいる地域はわりと保育園に空きがありそう。

 

念のため、地域の小学校や中学校が荒れていないか

 

知り合いの先生づたいに調べてみた。

 

そうすると、残念なことに

 

私のすむ地域の学校はかなり荒れているらしい。

 

まだ産まれてもいないのに、

 

自分の子どもの将来を憂いてしまう。

 

夫は中学校、小学校どころか

 

保育園の待機児童についても

 

まったく自主的に調べる様子はなく、

 

私だけがすむ場所選びについて

 

いろいろ考えているような状況で、

 

少しくらいは先の見通しをもって

 

生活のこと考えてほしいのに、と

 

ますます不満に思う。

 

こんな頼りない夫で大丈夫だろうか。  

 

子どもがいじめられたり、

 

子どものために

 

他人にガツンと言わないといけない状況で、

 

彼はちゃんと言えるんだろうか。

 

 

やっぱり中学校から私立に入れるように、

 

落ち着いて学習できるように

 

私が準備してまわらないといけないんじゃないかと

 

ぐるぐる考えてしまう。

 

 

自分の地元の中学校はわりと荒れた学校だったので、

 

もっと本当は勉強したかったのに

 

まわりが「真面目ぶるなよ」と

 

脅してくるのが怖くて、

 

テストでわざと低い点数をとっていたことを思い出す。

 

まわりの目を気にすることなく

 

自分の力をのびのび伸ばせる環境を

 

自分の子どもには用意してやりたい。

 

 

 

 

やっと、受験ママと揶揄される親の気持ちがわかる。

 

見栄をはったり、世間体を気にしたりする人もいるだろうけど、

 

きっと「落ち着いて学べる環境」を子どもに用意したくて、

 

突っ走ってしまう親だっているはずだ。

 

 

 

 

でもどこか自分の中で、

 

子どもに自分の人生を重ねすぎているのかとも思う。

 

 

子どもは、勉強が好きかはわからない。

 

机を並べて静かに学ぶよりも、

 

受験勉強するよりも、

 

たくましく、部活したり、

 

ケンカしたり、ヤンキーと渡り合ったり、

 

恋人をつくったり、

 

私とは全く違う中学校、高校生活を

 

送りたいのかもしれない。

 

 

 

そして、

 

「子どもの人生をよりよくしたい」

 

という願いは、

 

 

「私の人生のやり直しかたわからないから

 

子どものことを考えるふりをしている」

 

ということなのかもしれない。

 

人生の人生を豊かにする努力を

 

放棄してしまっているのではないか。

 

図工の工作で失敗してしまって、

 

テンション下がっちゃって 

 

最後まで作品を仕上げるのがめんどくさくて、

 

また同じ材料で

 

一からやり直したいと思うみたいに。

 

 

 

 

子どもが楽しい人生を送れるように

 

私がいつもキーキーわめいて

 

いっぱいいっぱいになるよりも、

 

私がまずは自分の人生を

 

思いっきり楽しむことの方が

 

よっぽど大事なんじゃないか。

 

 

 

だから、結局、

 

とりあえず今は

 

子どもの受験のことまで考えない。

 

保育園が近いかどうかだけ、考える。

 

そしてまずは、

 

私が楽しく過ごすこと、

 

私と夫が楽しく過ごすことを一番に考えようと思った。

 

 

 

トムソーヤのペンキ塗りみたいに、

 

楽しそうに何かしている人を見ると、

 

自分もやってみたくなる。

 

子どもに勉強してほしかったら、

 

自分がまず楽しく学んで、

 

たくさん本を読むことが大切なのだと思う。

 

それも、あくまで子どものためではなく、

 

自分のために。

 

 

 

 

そう思うと、少しほっとした。

 

まずは自分が楽しいと思うことを増やすこと。

 

自分のやってて楽しいことに

 

子どもを巻き込むくらいの気持ちでいたらいいのかな、と。

 

 

 

私は完璧主義で

 

他人に責任を押し付けがちで

 

すぐ視野が狭くなるから、

 

できるだけシンプルに考えないとな。

 

私が楽しいかどうか、ってことを

 

まず1番に考えよう。