よい子のやめ方〜高校教員をやめるまでの道のり〜

よい子の人生を送ってきたけれど、ふとこのままでいいのか悩んだあなたへ。一緒によい子をやめる練習しませんか?

稽留流産② 検診の次の日

検診で赤ちゃんが心拍提出したことがわかった次の日の朝。

 

いつもなら起き上がるとすぐに吐き気がしたのだけど、

 

この日は少しだけ気持ち悪いくらいだった。

 

この日からもうみるみるうちにつわりが収まっていった。

 

赤ちゃんが死んでいると知らなかったときは

 

つわりが毎日あったのに。

 

もう生きていないとわかったからなのか。

 

大嫌いなつわりだったのに、

 

まさかなくなってさみしいと思うとは。。。

 

 

ただ、流産してもつわりがしばらく収まらない人もいるらしい。

 

それはそれで本当に辛いだろうなあ。

 

 

 

 

つわりも収まりつつあったし、

 

ひとしきり泣いて気分転換したくなったこともあって、

 

この日は夫とお出かけした。

 

 

 

ずっとがまんしていた、猫カフェに行ってきた。

 

妊婦は猫のそばにあまり寄ってはいけないと言われていたので、

 

(トキソプラズマという寄生虫がネコ科の動物にいることがあるため)

 

猫大好きな私は近所の猫カフェを外から眺めなから

 

いつかは行きたいな~

 

でも、子どもが生まれてからかな~

 

まだまだ先だな~

 

と思っていた。

 

まさかこんなに早く行けるようになるとは。

 

 

猫カフェで、たくさん猫と遊んで、

 

カフェインも気にせず紅茶飲んだ。

 

猫は本当にかわいくって、

 

膝にのってきた小さな小さな子猫が

 

とても暖かくて、でもびっくりするくらい軽くて

 

このままずっとずっと猫と一緒に

 

この部屋にいられたらいいのになあと思った。

 

 

 

 

もう、食べてはいけないものもないし、

 

ちょっとの風邪くらいで

 

おろおろしなくてもいい。

 

つわりも軽い。

 

自分自身の体に戻っていく安心感と

 

もう赤ちゃんのために何もできないという寂しさが

 

5分ごとくらいにぐるぐるまわるような日だった。

 

 

 

 

夜は何をしたのか、何を食べたかも覚えていない。  

 

 

でも、この日も夜は泣きながら夫にしがみついていたのは覚えている。

 

お腹に赤ちゃんが確かにいるのに、

 

でももう死んでいる。

 

それは本当に不思議なことで、

 

それについて考えれば考えるほど涙が出てしかたなかった。

 

 

 

 

この日、お母さんに電話した。

 

出血して病院に行ったこと、

 

赤ちゃんが二週間も前に死んでいたこと、

 

また診察にいかないといけないこと。

 

 

お母さんはとてもつらそうにしていて、

 

その声を聞くと、お母さんがかわいそうになるくらいだった。

 

「つらかったね。かわいそうに。悲しいね。」

 

私のお母さんは、本当に言葉を注意深く選ぶ人で、

 

こういうときに絶対に相手を傷つけることは言わない。

 

このときも何と言えばいいのか

 

きっと、困ったことだろう。

 

でも、困りながらも、

 

せいいっぱいお母さんが

 

私を想ってなぐさめてくれたことがわかるので、

 

気を使わせて悪いなあ、  

 

お母さんかわいそうだなあ、

 

でも、心配してくれてうれしいなあと思った。

 

 

 

 

私は根性がないので、

 

こういうときに発破をかけるようなタイプの人は非常に苦手。

 

いわゆる肝っ玉母さん的な人は苦手。

 

私の母もそういう人が苦手。

 

本当にそりが合わない。

 

こういうときに、

 

お母さんがデリカシーのある人で

 

本当に本当にほっとした。

 

 

 

 

妊活ブログ見ていたりすると、

 

こういうときに実の母親が

 

結構デリカシーのないことをいったりするケースがあって

 

本当にびっくりする。

 

「また作ればいい」とか。。。

 

里帰り出産したくてもできないとか、

 

不妊治療を実の親に言えないとか、

 

そういう人もたくさんいるということを

 

最近調べて知った。

 

 

 

それだけお母さんが優しいからこそ、

 

母の期待に応えようとしたり、

 

母の想いにとらわれてしまうということも

 

あったりするんだけど。

 

 

 

普通の親子でさえ

 

相手を一人の大人として見るのが難しいのだから、

 

本当に毒親からは距離をとって

 

一切関わらないのが正解なんだろうなあーと

 

妊活ブログを読んでしみじみ思った。