よい子のやめ方〜高校教員をやめるまでの道のり〜

よい子の人生を送ってきたけれど、ふとこのままでいいのか悩んだあなたへ。一緒によい子をやめる練習しませんか?

キラキラ先生からの悪口の誘い

私は最近、とても仕事をがんばっている。

 

なぜなら、担任をもたず、

 

昨年とは違う学年に配属されたため、

 

「私は仕事デキるわけじゃないけど

 

足引っ張らないように頑張ってるよ」

 

と態度で示さないといけないからだ。

 

 

 

今日、1学期が終わった。

 

 

夏休みだ。

 

本当だったら、産休に入る予定だった。

 

でも、もうそんなこと考えても仕方ないから

 

これから卒業まで働くことになるだろうから

 

まわりの先生たちに迷惑かけないよう

 

コツコツ信頼を積み上げるしかない。

 

 

 

その甲斐?あってか、

 

今日はキラキラ先生に話しかけられた。

 

同じ学年の、仕事ができない女性のB先生の悪口だった。

 

職員室には数人まだ仕事をしていて、

 

一人が私、一人がキラキラ先生、

 

あとの二人は違う学年の先生だった。

 

 

キラキラ先生は

 

違う学年の先生たちとBさんについて話していて、

 

その流れで私にも話をふってきた。

 

 

「Bさんって本当に仕事できないし、

 

この間せかい工房さんにも

 

ものすごく失礼な態度だったよね??

 

俺だったら、キレると思うな~」

 

 

と言ってきた。

 

 

私は、正直Bさんのことは好きでも嫌いでもない。

 

仕事は確かにできないし、空気も読めない。

 

でも、私は彼女に失礼なことを言われても

 

実はあまり気にしていなかった。

 

Bさんは、いつも生徒や保護者から

 

クレームがきているけど

 

そんなこと気にもしないで堂々としていて

 

もはや謎の人物だし、

 

ぶっちゃけ私よりも仕事ができないので

 

お陰で私のできなさが目立たないという

 

ありがたみもないことはなかった。

 

キラキラ先生に失礼なことを言われると

 

悲しいし腹もたつけれど、

 

B先生に何か言われたところで

 

全く悲しくもないし腹もたたない。

 

(こうして書くと、本当に腹黒いのは

 

自分かもしれないな。。。)

 

 

 

キラキラ先生が私にBさんの悪口を言うときには

 

「こっちサイドにいれてあげるよ」

 

という意図を感じる。

 

味方として囲いこむほど

 

私は影響力のある人間じゃないけれど、

 

「私たちと同じ感性の人間だよね?」と

 

キラキラ先生に確認されているようにも思う。

 

 

 

こういうときは注意深くならなければ。

 

さして嫌いでも好きでもないBさんをダシにして

 

悪口でしかキラキラ先生と話ができないような、

 

そんな自分になってはいけない。

 

キラキラ先生グループにいれてもらえたと

 

うっかり喜んでしまいそうになる気持ちを

 

ぐっと押さえる。

 

キラキラ先生たちがキラキラであるのは、

 

難しい生徒指導や

 

綺麗事ではすまない会議の戦いを

 

正面切って受け止めているからであって、

 

彼らが少しくらい愚痴を言うことはあるだろう。

 

それに、ただ単に乗っかって、

 

仕事ができてないのに

 

悪口だけ一人前に言える人になってどうする。

 

 

言うなれば、本当の本当のキラキラ先生は

 

陰口すら言わない。

 

悪口を華麗にスルーするのが、

 

本当の本当のキラキラ先生だ。

 

 

 

だから、私はうまく誘いに乗らなかった。

 

悪口を私にも共感してもらおうとする

 

その気持ちをとりあえず受け止めつつ

 

のらりくらりと資料をコピーしにいって  

 

その場から離れたり、また戻ったり、

 

狭い職員室の中をうろうろして

 

「あくまでも悪口の会話をしている

 

メインメンバーは

 

キラキラ全生と他学年の先生の3人。  

 

私はたまたま居合わせて

 

時々あいづちをうつ人。」

 

という態度の演出をして逃げ切った。

 

 

 

 

そう。

 

そのキラキラ先生も別に悪い人じゃない。

 

悪口はよくないことだけれど、

 

その人は私のことをよく気遣ってくれるし

 

時には助けてくれることもある。

 

敵に回したくない。

 

でも、悪口に同調もしたくない。

 

 

 

ジャイアンについていくために

 

ぺこぺこするスネ夫みたいに、

 

自分では何もできないのに

 

悪口だけに参加する人にはなりたくない。

 

 

 

だから、私は来週からも

 

キラキラ先生が悪口をいっているBさんや、

 

キラキラ先生と対立している先生とも

 

普通に話すし、仕事も協力する。

 

 

 

人を嫌うことくらい、自分で決める。

 

 

 

無駄な人間関係作らない。

 

 

 

でもちょっと、

 

キラキラ先生に認められた気がして

 

嬉しかったのは本当。 

 

4月から、違う学年に入って

 

コツコツ貯めた信頼貯金が

 

認められた気がしたのも本当。    

 

 

でも、それでも、

 

やってはいけないことってあると思うから。  

 

 

 

綺麗事かもしれないけど、

 

自分ができないことがあるってわかってから、

 

どんな人でも担任してる人はすごく尊敬するし  

 

誰にでも私より優れていることがあるって

 

心から思うようになったから。

 

Bさんであれば、

 

あんなに批判されても全く気にもしてない  

 

心の図太さは、本当にすごいと思う。

 

どうなってるんだろう?

 

 

 

あと、他人軸で振り回されることはもうしたくないから。

 

 

これからも、悪口の誘いに乗らないぞ!