よい子のやめ方〜高校教員をやめるまでの道のり〜

よい子の人生を送ってきたけれど、ふとこのままでいいのか悩んだあなたへ。一緒によい子をやめる練習しませんか?

心配事と、起こってみたらそうでもないことと

昨日、今日は、実はいいことがあった。

 

私が一番手を焼いている、やや不良男子。

 

学校も嫌、授業も嫌、行事も嫌。

 

(じゃあ転校すりゃあいーじゃん)

 

でもうちみたいな学校は、

 

なるべくなるべく退学させないようにして

 

何度も話し合いをして

 

高卒まで持っていけるように

 

粘り強く指導する。

 

 

 

そりゃあね、

 

日本の高校に合わず、

 

自分の考えをきちんともって

 

真っ正面きって

 

「違う学校に行きたい」 

 

「退学したい」

 

「本当にやりたいことが、別にある」

 

なら、自由にしたらいいんですよ。

 

 

 

サッカー留学とか、

 

ダンス留学とか、

 

ファッション系や芸能人活動などなど。

 

 

 

でもさ、

 

うちの学校で「辞めたい辞めたい」っていうやつ、

 

結局かまってくれる人を求めて

 

駄々をこねているだけ、とか、

 

強烈に自己中な人、とかで、

 

「個人の人格を形成する」ための教育よりも

 

「社会人として最低限

 

犯罪に走らないようにする」人間に

 

仕上げるための教育が必要な人、

 

わんさかいるんですよ。

 

まあ、今回の例の彼もそんな人です。

 

 

 

友達はほとんどいません。

 

そりゃああんなにわがまま放題だったら、

 

友達だって離れていきます。

 

もちろん、

 

本人の家庭環境は本当に大変な子だし  

 

かわいそうなんだけど、

 

もう「かわいそう」という感情だけでは

 

私の気持ちは動かないんですよね。。。

 

 

そんな彼、私の授業に出ているのですが、

 

昨日私が出張で

 

どうしても自習にしないといけなかったとき、

 

「えー先生いないの?

 

つまらんなーーーおもしろくないなー」

 

 

と言っていたらしいです。

 

 

 

びっくりしました。

 

 

今日、授業で会って話をすると、

 

まあまあニコニコしていました。

 

 

 

 

あれっ??

 

この子、もしかしたら

 

わかりあえるかも??

 

 

 

なんて、期待しちゃいますよね。

 

 

 

それが、昨日と今日あったいいこと。

 

 

 

三連休明けで予想していた心配事は

 

彼に関することだったのですが

 

ふたを開けてみると、

 

やっぱり心配しすぎていただけというか。

 

 

 

でもね、これも

 

あっさり裏切られるんですけどね。。。  

 

 

 

毒親とか、モラハラとか、虐待の心理とか

 

最近はそういうケースがいろんなところで

 

可視化されてきているので、

 

「ときどきすごく嬉しいけど

 

その他の時間は抑圧されている。

 

しかし、ときどきもらえる愛情に

 

期待し、執着することで

 

依存関係になってしまう。」

 

という苦しさも覚悟しなければならない。

 

 

 

心を彼にコントロールされてはならない。

 

 

 

そう肝に銘じたのでした。